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自衛隊ニュース   2008年5月1日号
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高校生に職場体験
《島根地本》
呉音が楽器指導、演奏会行う
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 島根地本(本部長・吉永春雄1陸佐)では4月2日、海自呉総監部及び呉音楽隊の協力を得て、松江私立立正大淞南高等学校吹奏楽部生徒28人に対しての職場体験を支援した。
 はじめに海上自衛隊について学んでもらうため、「てつのくじら館」と退役潜水艦「あきしお」艦内を見学した。「あきしお」見学では、生徒たちは艦内の狭さや操舵席のコントロールパネルのスイッチの多さに驚いていた。また、案内係員の説明等を聞き、海上自衛隊の活動や歴史に触れた。体験喫食では、予想していなかった海上自衛隊自慢のカレーライスが特別に献立にあがり、生徒全員が「おいしい!」と舌鼓を打ちながら完食した。午後からは呉音楽隊による各楽器個別の音楽指導、合同演奏指導及び呉音楽隊の演奏会が行われた。参加した生徒は「短い時間でしたがプロの奏者からの指導は大変有意義であり、楽器を奏でるテクニックを習得しました」と感想を述べた。
 島根地本では、今後も積極的に職場体験や学校演奏会を支援し、自衛隊に対する興味や関心を深めさせ、入学志願者の獲得及び防衛基盤の拡充を図っていくとしている。


協力団体の館山基地合同研修を支援
《長野地本》
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 長野地本(本部長・田上健吾1陸佐)は3月14、15の両日、協力団体の海自館山航空基地研修を支援した。これは茅野地域事務所管内では初の協力団体合同研修で、茅野市父兄会及び協力会、富士見町父兄会及び協力会の総勢17人が参加した。館山航空基地では、管制塔での航空機管制要領や格納庫内での艦載ヘリ概要説明、資料館等の見学が行われた。参加者は、「めったに見ることのできない基地を見学できて大変勉強になった」「他協力団体との親睦を図ることができた」などの感想が聞かれた。
 担当した茅野地域事務所では「研修支援は協力団体の活性化につながる。また、合同での実施は意見交換の場としても非常に有効。今後も積極的に支援したい」としている。

所員飼育の蝶を園児にプレゼント
《沖縄地本》
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 沖縄地本(本部長・末永良典陸将補)は4月10日、八重瀬町の具志頭保育園児童約130人へ同那覇所員・藤田曹長の飼育しているオオゴマダラの蝶150羽をプレゼントした。オオゴマダラは日本最大の蝶で、その大きさとゆったりとした飛び方が特徴的。また、さなぎが黄金色で、園児たちは「なんで金色なの?」「なんでさなぎから蝶になるの?」など興味津々。はじめは、おっかなびっくり触っていた幼虫も、手に乗せて手から手へと橋渡し、「始めて触る」と大喜びだった。園児たちはお礼として元気いっぱいの歌や、さなぎの観察の絵、首飾りなどを所員にプレゼント。沖縄地本では、このような心に残るふれあいの場と機会を増やすとともに、防衛省自衛隊の広報活動を実施していきたいとしている。

協力2団体の発会で募集態勢を強化
《埼玉地本》
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 埼玉地本(本部長・園田郁夫1陸佐)は新春、2つの新しい自衛隊協力団体の発足を支援した。
 一つは2月7日に発会したさいたま自衛隊協力会「桜花同志会」。さいたま市浦和区のロータリークラブ会員を中心に構成された協力会で、県民等に対し防衛意識を普及し、防衛基盤の育成を推進することを目的としている。
 二つ目は、防大卒業生や在校生の師弟を持つ父兄等で構成された「埼玉県防衛大学校父兄会」で、3月20日に発会式が行われた。この会は防大在校生・卒業生の健全な育成支援や、防大を広く普及し、受験希望者の獲得等に寄与することを目的としている。
 埼玉地本では、今年度も厳しい募集・雇用環境が予想されるが、県内の雇用協力会、埼玉地本後援会、防衛協会等に新たな2つの団体を加えた協力諸団体と更に連携を深め、目標奪取に邁進したいとしている。

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