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2008年4月1日号 |
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第51期生269人が卒業 |
《少年工科学校》 |
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来賓多数が見守るなか、厳かに執り行われた卒業式 |
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少年工科学校(学校長・山形克己陸将補)では3月15日、第51期生徒269人の卒業式が盛大に挙行された。酒井健陸幕副長立会のもと、佐藤正久参院議員、吉田英男三浦市長、火箱芳文防大幹事、半田謙次郎横須賀地方総監など部内外の来賓が多数臨席し、この日を心待ちしていた卒業生家族約675人が全国各地から集まった。
式では、山形校長から生徒一人ひとりに卒業証書が手渡されたあと、「プロ意識を持って技能の習得と技術的センスの涵養に努めよ」「主体性を持ち、目標の実現に向けてチャレンジせよ」「同期の絆を大切にせよ」の要望を含めた式辞が述べられた。酒井陸幕副長からは、「技術分野を担う陸曹の中心として誇りと責任を持って職務に邁進せよ」「武力集団のプロを目指し、たゆまぬ自己修練によりリーダーシップを磨け」と訓示があった。また、来賓代表として佐藤参院議員から「焦らず本物を目指して欲しい」と激励の言葉が送られた。その後、在校生代表による送辞、卒業生代表による答辞、「仰げば尊し」斉唱、校歌斉唱と続いた。特に校歌斉唱では、本校13期生である陸上幕僚副長、15期生の学校長も席を立ち、生徒と一緒に斉唱する姿が見られ来賓等に対して伝統の重さ、強さを印象付けるなか、式は厳粛かつ整斉と挙行された。
引き続き、学校グラウンドで、恒例の在校生による送別パレード、送別パレード・ドリル演技及び卒業生の機長による祝賀飛行が披露され、晴れの門出に華を添えた。
卒業生は午餐会のあと、中期校となる各職種学校、防衛大学校(9人)・海・空航空学生(8人)へと、慣れ親しんだ学舎を巣立っていった。 |
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断郊競技大会を実施 |
白熱のレースを展開 |
《1術校》 |
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水しぶきを上げながら疾走する参加者 |
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空自浜松基地の第1術科学校は3月14日、断郊競技大会を実施した。この大会は、全基幹隊員及び課程学生の士気の高揚と融和団結を図ることを目的とし、毎年度4四半期に実施されている。3回目となる今回は、約700人が参加した。競技は、基幹隊員の部及び課程学生の部それぞれ4グループ(各グループ、5人〜15人からなる10個チームで編成)の対抗で、64式小銃及び水筒を装備し、基地内に設けられたコースにおいて患者搬送(20メートル)及び投てき(最長1分のペナルティ)などを実施した。当日はあいにくの大雨となったが、参加者はみな雨にも負けず、グループ一丸となって互いに助け合い、励まし合いながら、優勝を目指し全力で競技に臨んだ。中には水に足をとられゴール前で転倒するといったハプニングも見られた。
接戦の末、基幹隊員の部は、昨年に続き整備部が優勝し2連覇を達成、課程学生の部は幹部学生及び曹候学生を主体とした学生隊Bチームが優勝した。 |
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創立41周年を祝う |
《春日井駐屯地》 |
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春日井駐屯地(司令・上野榮1陸佐)は3月9日、駐屯地創立41周年記念行事を実施した。当日は、地元選出の国会・県会議員及び春日井市長、駐屯地協力諸団体など多数の関係者を招待するとともに、地域住民ら約2500人が来場した。
記念式典では駐屯地司令が「本年も国際貢献待機部隊と指定され厳しい任務が付与される可能性もあり、いかなる任務も完遂できるようにしなければならない。災害に即応できるよう努力し、地域に根ざした駐屯地づくりに邁進していく」と式辞を述べた。続いて駐屯地に所在する部隊の各種車両の観閲行進や(写真)、訓練展示として戦車、ヘリコプターを使った市街地での偵察活動の様子を披露し、自衛隊に対する理解と信頼を深めた。
また、ふれあい広場においては、ゲームコーナーやジープ試乗等の催しにチビッコたちが列をつくりにぎわっていた。 |
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北方総監が初度視察 |
《倶知安駐屯地》 |
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倶知安駐屯地(司令・山崎繁2陸佐)は、3月13日、北部方面総監・廣瀬陸将の初度視察を受けた。
廣瀬総監は駐屯地到着後、上級陸曹教育中隊で実施中の最先任上級曹長教育の被教育者である准尉、曹長に対し「陸曹の役割は大変重要であり、伝統の継承者で戦闘戦技のプロである」と訓示をした。引き続き各部隊長と会食・懇談のし、体育館で駐屯地全隊員に向けて訓示に立った。その中で廣瀬総監は、「即応」「信頼」「郷土」を強調すると共に「誇りと自信をもって職務を遂行してもらいたい」「しっかりと後継者を育て、伝統を継承してほしい」と述べた。その後、隊内を巡察。駐屯地援護センターや、災害派遣時にヘリポートとして活用できる着陸帯等を確認した。 |
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雪月花 |
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世界三大料理とか世界三大珍味、日本三景などベスト3を決めて喜ぶのは世界共通のようだ。これらは名前が上がって嬉しいものだが、逆にありがたくないものもある。わが郷里の「土佐の高知のはりまや橋」は、日本三大がっくり名所にノミネートされている。観光バスのお客に、いつはりまや橋を渡ったのとガイドさんが嫌味を言われるのは毎度のことだそうだ。たしかに欄干が赤く塗られているだけで何の変哲もない所だ。がっかりされることは名前が知られており前もっての期待が大きいからだろう、人それぞれの期待が異なるのでみんなに満足してもらうのは大変ではあるが観光政策上がっかりして帰ってもらうのはもったいない。あとふたつは札幌の時計台と沖縄の守礼の門らしいが筆者はそれぞれ趣があって満足した。韓流ドラマの中で、韓国には許してもらえる三つの大ウソがあると言っていた。商売人が「出血大赤字だけど売ります」娘が「わたしは絶対にお嫁に行かない」年寄りが「早く死にたい、死にたい」。これは面白いので韓国の友人にたしかめたところ、まだ四つも五つもあるよと笑っていた。何もかも三つに絞ることもあるまい、名所もご馳走もいっぱいいっぱいあれば楽しいはずだ。ちなみに世界三大がっくり名所は、シドニーのオペラハウス、シンガポールのマーライオン、コペンハーゲンの人魚姫だそうだ。どうなんだろう。(所谷) |
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