防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース 防衛ホーム新聞社 防衛ホーム新聞社
   2006年5月15日号
1面 14面 15面 17面 18面 19面 20面

護国神社を清掃
96隊員が安全祈願も
<秋田>
 第21普通科連隊(連隊長・高木1佐)第2中隊は4月26日、秋田駐屯地近傍にある護国神社のゴミ拾いボランティアを実施した。
 この神社は駐屯地の隊員がよく中隊の初詣や持続走訓練などで訪れる、何かとゆかりのある神社で、第2中隊(中隊長・加々尾3佐)は「これから花見の時期でもあり、お世話になっている神社のゴミを拾いをしないか」という隊員の呼びかけで行った。
 今年は4月半ばに雪が降ったり肌寒い天候が続き、桜の花も20日頃やっと開花宣言が出された状況だったが、ボランティア当日は、隊員の願いが通じたのか天候も晴れて、外にいてもポカポカと暖かい天候に恵まれた。96名の隊員が神社の隅から隅までゴミを集めた後、境内で今年度の訓練等の安全祈願を行った。

「頑張っています」新しい職場
活躍するOB シリーズ
MHIエアロスペースロジテム株式会社  山森 松廣
山森氏は平成17年1月、航空自衛隊第2補給処援護業務課を空曹長で定年退職。54歳
 MHIエアロスペースロジテム株式会社に勤務して約1年半になります。
 弊社は、三菱重工業(株)名古屋航空宇宙システム製作所と名古屋誘導推進システム製作所の現品管理・梱包・輸送や官給品管理、契約支援を行う総合物流企業です。当初、官給品の授受代行が私の業務で、航空自衛隊岐阜基地をはじめ、各事業所を走り回っていました。
 今年から契約や納品などの書類処理業務を担当することになり、新業務に奮闘する毎日です。
 「人生死ぬまで勉強です」。充実した毎日を送るために楽しく仕事をするよう心がけています。
 50歳代半ばで定年を迎え、再就職する皆様方においては誰もが不安を感じておられると思います。バブルの崩壊により景気の低迷が続き雇用体制も変わりつつある今、自分の希望(職種・勤務態勢及び給料)に合った求人は、数少なく非常に厳しいのが現状です。
 再就職にあたって大切なことは、自己のセールス・ポイントをアピールすることですが、面接等だけで相手側に全てを伝えるのは非常に困難であると実感しました。そこで、皆さんの経歴等を把握している援護業務課の援護担当者を通じ、予め企業にアピールしていただくのが一番の良策かと思います。
 数少ないチャンスに備え、今から「健康管理」を十分に行い、再就職に備えていただきたいと思います。
 30数年間に培った知識及び技能は、一般社会において十分に通用するものであると確信しております。皆さん、自信を持って再就職に臨んでください。
 最後に人生も半ばを過ぎた今、高望みをせず健康で楽しく仕事をし、残りの人生をエンジョイしたいものです。

15面へ
(ヘルプ)
Copyright (C) 2001-2008 Boueihome Shinbun Inc