貴重な水と豊かな日本
藤原3曹 国連平和維持活動(PKO)に第2次東チモール派遣施設群の一員として参加していた、第6施設大隊の藤原善昭3曹が3月25日、約6カ月の勤務を終え、出身地の秋田県雄物川町を訪れ、佐々木町長に帰国のあいさつをした。 藤原3曹は「日なたの気温は50度にもなり大変だった。特に現地では水が貴重で、風呂や洗濯も週何回と決められ、水のありがたさと日本の豊かさが身にしみて分かった」と話した。佐々木町長は「長い間の過酷な勤務、ご苦労さまでした。貴重な経験を生かし、これからも日本の平和、国際貢献のため頑張ってください」と激励した。 同町では、2月にも秋田県出身で女性自衛官として、初めて東チモールに派遣される吉田3曹が、出発のあいさつに訪れている。
青森地連 青森地連(部長・西野哲1空佐)は4月3日、空自三沢基地で第3航空団の部隊研修を実施。県内の中学生5人、高校生3人が参加した。午前中は同基地の概要についてビデオ説明、広報室内のF-1コックピットで記念撮影などを楽しんだ。離着陸のごう音に驚いていた中高生も、午後からは実物の航空機を見学。急旋回するF16や青色に迷彩されたF2など、米軍の戦闘機の姿に目を見張った。パイロットの説明に真剣に耳を傾ける姿が印象的だった。体験喫食では全員が完食。山盛りのご飯をおかわりする姿も。中高生らは「参加して良かった」「友達にも勧めたい」と自衛隊への興味を示していた。