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   2002年5月15日号

中谷長官がインド洋派遣部隊を視察、激励

「さわかぜ」艦上で栄誉礼を受ける中谷長官(写真提供 海上自衛隊)
 中谷元・防衛庁長官は5月1日から5日にかけて、増田好平官房審議官、香田洋二海幕防衛部長はじめ幹部を伴い、テロ対策特別措置法に基づいてインド洋に派遣されてる護衛艦「はるな」「さわかぜ」、補給艦「ときわ」を視察、隊員を激励した。2日、3日の両日には「はるな」「ときわ」にそれぞれ一泊し、隊員と起居を共にしながら艦上体育にも参加、派遣部隊指揮官の杉本正彦3護群司令とともに隊員の先頭に立って汗を流した。また、「ときわ」と米艦艇が実際に洋上補給している現場にも立ち合い、実任務に励んでる隊員に直接激励の声をかけながら精力的に視察した。

周辺地域の平和と安定に寄与
海上自衛隊創設50周年を祝う

創設50周年の式辞を述べる石川海幕長
4月26日、神奈川県横須賀市の海上自衛隊・第2術科学校に於いて、海上自衛隊創設50周年式典が、山下善彦政務官、竹河内捷治統幕議長、石川亨海幕長をはじめとする防衛庁・自衛隊高級幹部、米軍関係者、各国駐日武官、各機関関係者など多数列席するなか行われた。
 式典では、国家斉唱、創設以来50年間で殉職した370柱への黙祷が行われた後、石川海幕長が式辞に立ち、国際貢献などの活動を通して日々高まる期待に対して「真心を尽くす」ことを要望。また、海上自衛隊のよき伝統を築き上げ継承していく決意と、50周年の節目を迎えるにあたって「半世紀にわたる諸先輩のご苦労をしのび、併せて輝かしい将来への船出に向けて心を新たにしたい」と述べた。

ピューリッツァー賞に輝く
澤田、酒井両氏の写真展開催

酒井未亡人に在日米軍が遺品を返却
 ベトナム戦争の写真でピューリッツァー賞を受賞した澤田教一、酒井淑夫両氏の写真展が現在、横浜の新聞博物館で開催されている。写真のみならず、ベトナム従軍時に使用していたカメラ・軍服・IDカードの他、受賞時にロバートケネディーから贈られた手紙や当時の新聞記事も展示されている。開催初日には在日米軍司令部広報部長未亡人の英子夫人に酒井氏が当時使用していたUSFJ IDカードと登録時に作成した個人別ファイルが返却され、それらも展示されている。 5月19日まで


日米合同コンサート開く
在日米軍が1300人を招待
 在日米陸軍第9戦域支援軍は、在日米陸軍軍楽隊、陸上自衛隊東部方面音楽隊、神奈川県警察音楽隊共演による「日米合同コンサート」を4月27日、ハーモニーホール座間で開催した。昨年9月の同時多発テロ以来、キャンプ座間の基地警備強化にあたった自衛隊、警察等の関係者家族などを招待、犠牲者への追悼と支援への感謝の気持ちを贈るコンサートとなった。

その他の主な記事
平成14年5月9日現在の防衛庁・自衛隊 高級幹部等名簿特集(1面〜13面)
論陣・動ける自衛隊へ 遅きに失した有事立法
陸自初の予備自衛官補、採用を開始   など

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