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   2002年3月15日号

東チモール派遣施設群 先発隊49名がディリへ
C-130輸送機に搭乗する小川郡長以下24隊員(3月2日)
輸送機3機で千歳基地出発
東チモールの国連平和維持活動(PKO)に参加する陸上自衛隊第1次東チモール派遣施設群(隊長・小川祥一1佐)の先発隊49名が3月2日、4日の両日、航空自衛隊千歳基地からC-130輸送機でディリに向け出発した。家族と別れを惜しむ隊員の姿があちこちで見られ、秋山教巌防衛庁副長官が派遣隊員を激励、装備品を積み終えたC-130輸送機3機に隊員が次々と乗り込み、午前11時過ぎ離陸していった。第1次隊の派遣機関は約6ヶ月を予定しているが、自衛隊としては交代を経て2年間を予定している。(詳細は3月15日号1面参照)
父さんは、しばらく家を留守にするけど、元気でいてね」と我が子を抱き上げる派遣隊員 秋山副長官が小川郡長に「任務の完遂を」と激励の握手(奥正面は先崎方面総監)

第12次ゴラン派遣隊に総理大臣表彰
中東・ゴラン高原の国連兵力引き離し監視隊(UNDOF)に派遣されていた、第12次ゴラン高原輸送隊(隊長・佐々木俊哉3佐)以下43名は、2月20日、国際平和協力部長・小泉純一郎首相の表彰を受けた。表彰式には佐々木隊長以下9名が出席。防衛庁大臣室にて木村太郎政務官、山下善彦政務官、伊東康成事務次官ら高級幹部が列席する中、中谷元・防衛庁長官が表彰状を代読、伝達した。同隊は約6ヶ月の間、通信・輸送業務、水の補給、車両の整備など厳しい任務を成し遂げ、1月29日帰国した。

自衛隊東京音楽まつり開催 東京地方連絡部

東京地連は協力10団体主催主催で「自衛隊東京音楽まつり」を東京・日比谷公会堂で行った。これは、例年開催していた入隊予定者激励会とは趣向を変え音楽演奏を中心に一般の人にも広く開放する東京地連としては初の試み。第1音楽隊、第1普通科連隊ラッパ隊、朝霞振武太鼓などと、ゲストバンドとして日体大荏原高校吹奏学部も参加した。


防衛の中枢守る 市ケ谷駐屯地で警備訓練

市ケ谷駐屯地(司令・藤井信二1佐)は昨年12月から今年2月にかけ、市ケ谷駐屯地で3次にわたり警備訓練を実施した。防衛庁の所在する市ケ谷駐屯地は、最新の機械警備と数個の警備組織により、厳重な警備体制をとっている。これらの機能を総合的に発揮させるため、駐屯地司令の陣頭指揮により、昼・夜間および休養日等の各種時間帯において、延べ約250人の駐屯地隊員が訓練に参加した。参加隊員は防衛の中枢を守ることの重要性を認識し、迅速・確実な事案対処を目標に、積極的な訓練行動を展開、大きな成果をあげた。


その他の主な記事
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(インタビュアー 田中佳奈)
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(本文、その他の記事は「防衛ホーム 3月15日号をご覧下さい。)

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