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スペーサー
自衛隊ニュース   1099号 (2023年5月15日発行)
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1面 18面 20面 21面 22面 23面 24面

同期とひたむきに努力する
入隊式 盛大に挙行
立派な自衛官になれるよう
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40普連<小倉>
 第40普通科連隊(連隊長・塚本洋邦1陸佐)は4月10日、小倉駐屯地体育館において、令和5年度自衛官候補生課程教育入隊式を挙行した。
 入隊式では、紫紺色の真新しい制服を身にまとった自衛官候補生26名が、家族の見守る中、緊張しつつも晴々とした面持ちで式に臨んだ。
 式典では、自衛官候補生代表として福岡県北九州市出身の村本春樹候補生が申告、同市出身の茂木智広候補生の宣誓唱和に続いて、全候補生が宣誓し、これからの自衛官候補生としての意気込みを示した。
 続いて塚本連隊長が「自覚を持て」、「ワンチーム」の2点を要望し、激励の言葉を贈った。
 申告を行った村本候補生は、「入隊式では緊張しましたが、落ち着いて指揮ができました。これから同期と団結して、日々、訓練等頑張っていきたいと思います」と熱い思いを語った。
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21普連<秋田>
 第21普通科連隊(連隊長・妹尾研作1陸佐)は4月8日、駐屯地において「令和5年度自衛官候補生入隊式」を実施した。
 自衛官候補生21は、式が始まると区隊長からそれぞれ名前を呼ばれ、自候生に任命された。わずかな緊張感をまといつつも泰然自若とした立派な姿に、隊員はもちろんご家族たちも期待の眼差しを向けていた。
 式では、自候生を代表し甲本優太自候生が入隊を申告。引き続き「自衛官候補生として名誉と責任を自覚し、知識及び技能の修得に励むことを誓います」と力強く宣誓した。
 執行者の妹尾連隊長は式辞で、「使命感と誇りを持て」、「自らを鍛え、仲間と団結し、困難に立ち向かえ」の2点を要望し、「自衛官として、また立派な社会人として成長できるよう、しっかり修養してもらいたい」と激励。その後、第4中隊の一戸崇陸士長が先輩隊員として激励の言葉を述べた。
 候補生たちは一流のプロフェッショナルへ向けて勇躍、初めの一歩を踏み出した。
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<佐世保教育隊>
 佐世保教育隊司令(吉田太郎1海佐)は4月7日、佐世保市長代理(中西あけみ市民生活部長)及び佐世保地方総監(西成人海将)をはじめとした来賓ご臨席の下、第19期一般海曹候補生課程、第27期自衛官候補生課程、第17期自衛官候補生課程(女性)の入隊式を挙行した=写真。
 新型コロナウイルス感染症対策を徹底しつつ、従来までの人数制限は緩和して実施した。一般海曹候補生266名及び自衛官候補生95名の計361名は、真新しい制服に身を包み、希望と強い覚悟を持って式に臨んだ。
 佐世保教育隊司令は、「諸官が一つ一つのことを逃げずに頑張りさえすれば、できなかったことが必ずできるようになる。この崎辺の地には諸官の成長のための試練と機会があふれている」と式辞。
 また佐世保地方総監は、「『我が国周辺海域の防衛』そして『海上交通の安全確保』のため、多くの海上自衛官がまさに今この時も、はるか洋上で警戒監視や各種訓練等にまい進している。修業後は諸官一人一人がその一翼を担うことを念頭に謙虚に学び、そして同期との絆を大切にせよ」と訓示された。
 学生たちは、約5カ月間の厳しい教育訓練のスタートラインに立ったばかり。教育隊は修業時に必ずや成長した姿を披露してくれることを期待し、見守っていく。
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<和歌山地本>
 和歌山地方協力本部橋本地域事務所(所長・飯宮1空尉)は4月11日、航空自衛隊防府南基地で行われた第20期一般空曹候補生入隊入校式に参列した。和歌山県から男女合わせて5名の合格者が式に参加した。
 当日は、基地内の桜が咲き乱れる中、一般空曹候補生及び自衛官候補生の合同入隊入校式となり、約1100余名の人数であったため、保護者らは別の会場において、式典の模様をパブリックビューイング方式で観覧した。
 式典には、山口県知事(代理)をはじめ多くの来賓が参列し、航空教育隊司令が、「厳しい環境や情勢下にあって、くじけるときもあるかもしれないが、教官や先輩隊員を信頼し、同期と協力し合い、訓練に励んでほしい」と祝辞を述べた。その後、一般空曹候補生及び自衛官候補生の代表学生が、それぞれ自衛官の服務の宣誓を声高らかに読み上げ、航空自衛官としての第一歩を踏み出した。
 和歌山県紀の川市から入隊した藤田もも笑2空士は、「同期と協力し合い、訓練に励んでいきたい」と屈託のない笑顔を見せながら決意を述べた。和歌山県御坊市から入隊した三島昂星2空士の母親は、「息子が1週間くらいで見違えるような動作でびっくりした」と話し、「立派な自衛官になれるよう、一生縣命頑張って欲しい」とエールを送っていた。

がんばれ!後輩たち

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<高等工科学校>
 陸上自衛隊高等工科学校(学校長・今井俊夫陸将補)は4月26日、第69期生徒の入校を祝う新入生歓行事を実施した。
 生徒会主体で行われる本行事は、本来の新入生の歓迎のみならず、生徒の自主性や指導力を涵養させる目的があり、第3教育隊の宮野峻生徒を委員長とする実行委員会が企画や調整を実施、進行も生徒が行った。
 実行委員長のあいさつに続き、陸上自衛隊中央音楽隊によって「スーパーマリオブラザーズ」、「Mr.インクレディブル」、「明日も(SHISHAMO)」、「英雄の証(モンスターハンター)」などなじみのあるバラエティに富んだ楽曲の数々が披露された。新入生代表の道下優生生徒は素晴らしい演奏へ感謝の意を示し、指揮者の守屋3陸佐へ花束を贈呈した。
 このほか、新入生にコミカルに伝える年間行事の紹介や和太鼓部「桜花太鼓」の演舞、吹奏楽部・軽音楽部による演奏など、先輩たちが趣向を凝らして新入生を歓迎した。
 新たな環境で生活をスタートし、まだまだ戸惑いをみせる新入生たちもこの日ばかりは緊張から解放され、リラックスした時間を仲間と過ごしていた。

防衛省・自衛隊 地方協力本部
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学生拳法大会でコラボ作戦<大阪>
 大阪地方協力本部(本部長・深草貴信陸将補)と2個協力団体は4月23日、大阪市中央体育館で行われた「西日本学生拳法選手権大会」に赴き、募集コラボ作戦を展開した。
 大阪最大の協力団体「自衛隊協力大阪連絡協議会(連協、会長=吉川秀隆タカラベルモント社長)」は「募集難の現状を何とかしたい」と具体的支援を検討し、大阪地本の「女性防衛モニターOG会(中西玲会長)」から新たに連協に加わったOG会の主力メンバーへ「出動」を要請。
 「日本拳法発祥の地」の大阪で「拳法で仕事しよう」、「君の拳が日本を守る」をキャッチコピーに掲げ、地本本部募集課と中央地区隊の元36連隊格闘チームに所属していた広報官とも調整し、地本・連協・OG会協同で「突入態勢」を整えた。
 大学生の熱い試合が展開される中、昼休みや試合後にロビーを歩いている学生に中西会長以下5名のOG会主力が積極果敢に声を掛けた。巧みな話術で自衛隊への関心を引き、「あんたらの拳を日本のために生かさんかい!」と話を拳法につなげ、格闘指導官資格も持つ元さぶろく拳士がフォローした。
 拳法部学生の関心の高さは予想以上で「大学拳法部の監督や顧問の先生とのつながりができたのが大きい。改めて説明に来てほしいとの声もあった」と大阪地本も手応えを感じた。
 連協の近藤力也理事は、「体育会系運動部は上下のつながりが強い。先輩に続こうという流れをつくり安定的な募集につなげたい」。吉川会長も「大阪地本や他協力団体と一丸となって支援業務を推進し、我が国の防衛に寄与していきたい」と人材確保への意欲を力強く語った。
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錦江湾でPR<鹿児島>

 鹿児島地方協力本部(本部長・稲崎精一郎1海佐)は4月2日、「わくわく風船ランドin錦江湾公園」に参加した。
 鹿児島地本はイベント会場の一画に鹿児島募集案内所(所長・竹迫孝一2陸佐)が募集ブースを設置。本部広報班(班長・永吉健一3陸佐)の支援による制服試着体験コーナー及び第12普通科連隊(国分)の支援による車両展示ブース(中距離多目的誘導弾、LAV、オート)を開設し、「育てる広報」を実施した。
 イベントは、鹿児島市内ではなかなか見ることのない車両等に興味を示す来場者に対する陸自隊員による説明、制服を試着しオートに試乗しての記念撮影、「まもる君」と記念撮影及び広報グッズ(鹿児島地本特製缶バッチ)の配布等を行なうとともに、「まもる君」自ら風船ロケット大会に参加するなど、基地・駐屯地の所在しない地域において自衛隊の存在をアピールする絶好の機会となった。
 「こんな車(中距離多目的誘導弾)初めてみた。かっこいい」と喜ぶ子供たちの声や、制服を試着し記念撮影した親子連れの方々の「いい記念になりました」の声など、多数の感想等をいただいた。
 鹿児島地本は、あらゆる機会を活用し隊員募集に資する広報活動を継続的かつ効果的に実施していく。


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