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自衛隊ニュース   894号 (2014年11月1日発行)
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開庁61周年記念日行事
〈出雲駐屯地〉
 出雲駐屯地(司令・伊達俊之2陸佐)は「出雲駐屯地開庁61周年記念日行事・市中パレード」を神在月(10月)19日、出雲市今市町のくにびき中央通りにおいて、人員約130人、車両44両、航空機1機の陣容をもって行った。
 当日は汗ばむような秋晴れにも恵まれ、金木犀の香る中、来賓に復興大臣竹下亘氏代理秘書今岡真治氏、参議院議員青木一彦氏代理秘書野津将文氏、島田三郎氏代理秘書松浦貴久氏、島根県知事溝口善兵衛氏代理防災部長大國羊一氏、出雲地区防衛協力会会長出雲市長長岡秀人氏、出雲大社権宮司千家国麿氏をはじめ、部内外から多数の招待者やOBの方々を迎え盛大に記念日を祝った。
 午前10時に観閲部隊が威風堂々の徒歩行進で式典会場に入場し、式典では、駐屯地司令が式辞の中で『「防衛力の能力」を最大限発揮するため、出雲駐屯地は「人的基盤の充実・強化」を図るべく、「日々の教育訓練」を重視し、精強な部隊・隊員の育成に取り組んでいます。また、我々の活動は、我々の組織のみで全てを行えるものではないことから、自治体、公共団体、警察・消防機関などの皆さんとの連携を図るとともに、様々な機会を捉えて地域の皆様、「地域コミュニティー」に協力し、各種事態における対処を、的確に実施し得るよう、今後も引き続き取り組んでまいる所存です。出雲駐屯地隊員一同、「堅忍不抜の精神をもって、専心職務に邁進し、皆様の安全・安心のため、その責務を完遂」することをここに改めて申し上げます』と述べた。
 続いて、市中パレードでは島根県旗・出雲市旗が先頭を行進、観閲部隊指揮官の第304施設隊長渡邊2佐の観閲部隊指揮官車から第132地区警務隊(海田市)グループと車両行進が続いた。
 その後、駐屯地所在部隊が4個グループに分かれ行進を行い、約2000人の観衆の大きな歓声に迎えられるとともに、カメラのシャッター音が鳴り響いた。続く第5グループには支援部隊である第47普通科連隊(連隊長・齊藤肇夫1陸佐=海田市)第8普通科連隊(連隊長・小見明之1陸佐=米子)が堂々の行進を披露し、車両部隊の最後として災害派遣器材車両が続いた。
 最後に第13飛行隊(防府)のUH-1が式典会場上空を観閲飛行し、パレードを締めくくった。
 パレード終了後は出雲市役所南側公園付近において装備品及び災害派遣活動写真パネルを展示したが、ここでも多くの家族連れ等で賑わった。

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