昨年12月24日、防衛大臣室で南スーダンPKOに派遣された部隊の帰国報告と指揮官に対する表彰、伊豆大島災統合任務部隊に対する表彰が、12月26日にはフィリピン国際緊急援助活動に派遣された部隊の帰国報告と表彰が行われた。また同日、統合幕僚長室ではフィリピン国際緊急援助活動に派遣された部隊の指揮官に対する表彰が行われた。
南スーダンに派遣された部隊の帰国報告と表彰では、現地支援調整所長・土屋晴稔1陸佐、第4次隊長・梅本哲男2陸佐による帰国報告と隊旗返還に引き続き、小野寺五典防衛大臣から特別賞状が南スーダン現地支援調整所に、第1級賞詞が土屋1陸佐、梅本2陸佐に授与された。南スーダン派遣施設隊は首都ジュバでインフラ整備の任務を完遂し、約330名(西部方面隊基幹)が12月21日に無事に帰国した。
述べ2万人以上の派遣規模で行方不明者捜索、急患空輸、二次災害予防処置等の諸任務を行い11月8日に撤収要請を受けた伊豆大島災統合任務部隊(指揮官・磯部晃一陸将)には、小野寺防衛大臣から第1級賞詞が授与された。
約1200名規模で診療、防疫活動、物資の空輸等を実施し12月下旬に帰国したフィリピン国際緊急援助活動に派遣された部隊には、帰国報告に引き続き小野寺大臣からフィリピン国際緊急援助統合任務部隊(指揮官・佐藤壽紀海将補)、フィリピン現地運用調整所(指揮官・中西信人1陸佐)に第1級賞状が授与された。また、岩?茂統合幕僚長から佐藤海将補、中西1陸佐、フィリピン国際緊急援助統合任務部隊副指揮官兼ねて医療・航空援助指揮官の浅見勇学1陸佐、フィリピン国際緊急援助統合任務部隊空輸隊指揮官の冨田清香1空佐の4名に第2級賞詞が授与された。 |