静岡地本浜松出張所は、9月10日、浜松市立南の星小学校で南極についての体験学習を実施した。
講師として「しらせ」乗組員だった松下永樹2海曹(伊東地域事務所)が南極の概要や当時の勤務の様子などを映像やクイズを交えて分かりやすく紹介。その後、南極の氷に触れる体験や展示品の見学も併せて実施した。
参加した6年生児童・教員約100名は終始真剣な面持ちで松下2曹の話に耳を傾けていた。クイズに積極的に手を上げ回答したり、南極の氷に閉じこめられた空気が弾ける音には、「パチパチと音が聞こえた」などと目を輝かせていた。
松下2曹は南極を紹介した本との出会いから海上自衛官になる夢を努力して掴んだ経験を語り、「ぜひ、皆さんも夢と希望をもって何事にも挑戦してほしい」とエールを送った。
浜松出張所は、「今後もこのような学習の機会を積極的に設け、自衛隊への関心を高めて貰うよう努めていく」としている。 |