第7師団(師団長・塩崎敏譽陸将)は、10月29日、胆振総合振興局及び日高振興局管内で行なわれた、北海道防災会議主催の「平成25年度北海道防災総合訓練」に、師団司令部の一部を始め、第71戦車連隊・第7高射特科連隊・第7通信大隊・第7飛行隊を参加させた。
本訓練は、同日午前9時、北海道太平洋沖を震源とする大規模な地震が発生し、太平洋沿岸等に大津波警報が発令されたという想定のもとに実施され、(1)自治体への連絡要員の派遣、(2)航空機による情報収集、(3)救出・救助、(4)医療救護支援、(5)避難所支援等の訓練を通じて、関係機関との連携強化を図った。
特に西胆振においては、室蘭港防災フロートへの陸自ヘリコプターによる負傷者の空輸と室蘭消防救急車への引継ぎを訓練し、負傷者の緊急搬送に関する関係機関との連携要領を確立した。 |