お盆休みはまいとし高知の実家に帰っている。ちょうどこの時8月12日、おとなりの四万十市が41・0度という日本一の気温になった。地元の新聞も国内観測史上最高記録とか連続3日40度越え、さらに4日に記録更新とカラーで1面トップに持ってくる騒ぎになった。東京の友人からは、暑さ日本一おめでとうとか大変だねえ熱中症に気をつけてねなどとメールで冷やかされる有様だ。四万十川のカヌー下りのほかに自慢するものの少ない地元は早速これに飛びついた。道の駅では41度を記念して登場したのがかき氷41円也、百個以上をあっという間に売り上げた。商工会では「暑さ日本一」の看板を国道沿いの数箇所に設置した。さらに商工会では「酷暑の西土佐であつくなろう」と、唐辛子を入れた鍋焼きうどん早食い競争を企画した。県内外から72人が参加して煮えたぎるうどんを口に運んだ。0・1度の差でチャンピオンから陥落した熊谷市と多治見市からは日本一を奪われ残念との声もあるが本音は「助かる」らしい。多治見市の市長さんは「チャンピオンの座は快くお譲りします」とのコメントを出している。チャンピオンを維持するためには何をすればいいのか、文字どうりお天気まかせ〜。お日様と雨と風を気にして空とのにらめっこになるのだろうか。
(高知新聞を資料にしました)