平成20年度優良提案褒賞授与式が9月30日、防衛省A棟大会議室等で行われた。これは、前年度に航空幕僚長に報告された業務改善提案の中から優良な提案を指定し、その中から特に優秀な提案を選出して、その提案者を航空幕僚長が褒賞する制度で、今年度は約6300件の提案の中から9名が表彰された。
午前11時、空幕副長以下各部長等が陪席する中、田母神俊雄空幕長が受賞者一人ひとりに褒賞状と記念メダルを授与した。田母神空幕長は訓示の中で、受賞者の日頃の努力を称えながら「今後とも一層の尽力を」と要望した。
受賞対象者及び受賞提案件名は次のとおり。
▽紫村孝嗣3佐(航空気象群)「気象レーダー装置(J/FPH―9)二次データ表示ソフトウェアの作成」▽柿島孝哉3佐(プログラム管理隊)「業務データ検索ツールの検索」▽岡田敏博1曹(空幕)、木村理恵子2曹(第4補給処)「供用物品の利活用促進による経費節減及び環境保全制度(Mシステム)」▽竹村悟1曹、鈴木健吾2曹(第2術科学校)「情報流出防止対策に係る業務用データ及びファイル交換ソフト検索要領の自動化」▽瀧澤公昭1曹(第6航空団)、澤田直哉2曹、福田敏光3曹(第2航空団)「F―15航空機主翼外側下部外板ダブラー製作(切削)用治具の考案製作」 |