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2008年9月1日号 |
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盛大に盆踊り大会 |
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櫓を中心に踊りの輪が広がった(市ヶ谷) |
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〈市ヶ谷〉
市ヶ谷駐屯地・基地(陸司令・佐藤秀樹将補、海司令・森光雄1佐、空司令・塚田賢二1佐)は7月26日、市ヶ谷自衛隊友の会との共催、港区防衛親交会の協賛で「盆踊り大会」を開催した。
夕方17時30分から朝霞駐屯地隊員の協力を得て振武太鼓の演奏が披露され、和太鼓の音色が会場のお祭り気分を盛り上げた。
18時、会場の提灯に灯りがともり、主催者を代表して陸司令・佐藤将補、市ヶ谷自衛隊友の会・古屋会長が挨拶し、続いて来賓を代表して寺田防衛大臣政務官、与謝野衆議院議員が挨拶をした後、各部隊対抗踊りが行われた。各部隊の法被が雰囲気を盛り上げ櫓を中心に踊りの輪が次第に広がった。特に町内会婦人部踊りの揃いの浴衣が会場に花を添え、会場は終始踊りの輪が途切れることがなかった。
一方、チャリティー模擬売店前では、来場者が行列を作り、焼きそばや焼き鳥などの料理に舌鼓を打ち楽しく歓談を行い、約1200名の隊員と約3700名の来場者が恒例となった市ヶ谷台の盆踊り大会で夏の夜の一時(ひととき)を過ごした。
〈朝 霞〉
朝霞駐屯地(司令・千葉徳次郎将補)は7月17日、地域住民や隊員家族約1万3000名が来隊し、3部構成により盛大に駐屯地納涼大会を実施した。
第1部は、音楽演奏・太鼓演奏・らっぱ演奏等を実施し、特に今回の目玉は初の参加となる細田学園チアリーディング部による華麗な演舞が披露され観客を魅了した。
第2部は、地域の婦人会及び家族等が一緒になり和気藹々と盆踊り・阿波踊り等を堪能するとともに、子供ショーにより近隣の子供達が櫓付近まで迫る勢いで楽しんでいた。
第3部は、花火大会会場のカウントダウンとともに夏の夜空に花火と歓声が舞い上がった。
〈三軒屋〉
第305施設隊は8月7日、三軒屋駐屯地で行われた「合同盆踊り」に参加した。この盆踊りは、近傍の町内会及び地域住民と駐屯地所属隊員が一緒に踊り、相互の交流を深める目的で毎年実施されている。
駐屯地解放と同時に関係者及び地域住民などがぞくぞくと訪れ、日没頃には、約800名を超える盛況をみせた。来隊者に楽しんでもらうため、各諸隊が担当する様々な模擬売店が軒を連ね、盆踊りの合間には、くじ引き(抽選は盆踊りの終了間際に行うため、帰宅しづらい)などが実施された。
その中でも恒例となったお化け屋敷は、多くの来場者が長蛇の列を作り、大盛況だった。
同隊では、これからも、地域住民とより一層の交流を深め、気軽に足を運んで貰える行事でありたいとしている。 |
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レンジャー18隊員誕生 |
《5旅団》 |
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第5旅団(旅団長・寺崎芳治陸将補)で行われた平成20年度レンジャー集合教育(担任官=第6普通科連隊長・竹下秀毅1佐)が7月25日全ての訓練を終了し、18名の隊員が栄光のレンジャー徽章を手に入れた。
5月19日から始まったレンジャー集合教育は、教官・助教の厳しい指導・監督の下、基本訓練に引き続き行動訓練全ての任務を成し遂げ、強靭な体力と不屈の精神力を養った。最終想定が終了した25日、美幌駐屯地正門において隊員・家族等の大歓声の中出迎えを受け、学生長は担任官に帰還報告を実施した。
その後、担任官から行動訓練終了報告を受けた旅団長は、これまでの艱難辛苦に打ち勝った学生1人ひとりにレンジャー徽章を手渡し、その労をねぎらった。家族や上司・同僚らから慰労を受けた学生達は、感極まって涙する者もおり、改めてレンジャー徽章の重みを噛み締めていた。 |
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福田改造内閣が発足 |
林防衛大臣ら相次いで着任 |
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福田改造内閣が8月2日、発足したことに伴い、石破茂前防衛大臣にかわって新防衛大臣に林芳正参院議員が就任した。新旧防衛大臣の離着任行事は同4日、防衛省A棟講堂などで行われた。
また、政府は同5日の臨時閣議で各府省の副大臣を決定、江渡聡徳前防衛副大臣にかわって北村誠吾新防衛副大臣が就任、新旧副大臣の離着任行事は翌6日に行われた。同6日には大臣政務官も決まり、寺田稔、秋元司両前防衛大臣政務官にかわって武田良太、岸信夫両新防衛大臣政務官が就任、新旧政務官の離着任行事は翌7日に行われた。 |
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