インド洋で補給支援活動を実施していた補給艦「おうみ」(艦長・後藤大輔1佐)が6月3日、約4カ月半の任務を終え帰国した。
帰国行事は佐世保地方総監(加藤保海将)が執行し、乗員家族、自衛隊後援会、有識者及び隊員等約430名が参列し、拍手で出迎えた。
「おうみ」艦長は「無事任務を完遂し、全員帰国することができました。ありがとうございました」と帰国のあいさつを述べた。
これに対し、自衛艦隊司令官(香田洋二海将)が、「昨年11月から中断していた支援活動を再開し、様々な制約がある中で整斉と任務を完遂し、国際社会と各国海軍の信頼を回復した」と訓示した。引き続き行われた表彰式では、自衛艦隊司令官から「おうみ」艦長に対し、補給支援部隊の艦長としての功績を称える第3級賞詞と第3級防衛功労賞が授与された。
一連の行事を終えた隊員らは、久々に家族との対面を果たし笑顔で語り合っていた。
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