防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   2008年3月15日号
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共済組合ニュース

共済組合 運営審議会を開催
短期・介護掛金率が4月から辺変更に
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 防衛省共済組合運営審議会が2月26日、ホテルグランドヒル市ヶ谷で開催された。会長である渡部厚人事教育局長の代理として、荒川龍一郎陸幕人事部長をはじめ委員・幹事等関係者が出席し「平成20年度事業計画及び予算(案)」、「防衛省共済組合定款等の一部変更(案)」について審議され、承認された。
 また短期給付、介護納付金に係る掛金率及び負担金率の変更が、平成20年4月1日より施行される。(防衛省共済組合定款第30条)
 短期掛金率の変更について
 短期掛金は、主に組合員やその被扶養者の医療費、医療保険者としての納付金の支払いに充てられている。
 共済組合では、国家公務員共済組合法に基づき短期経理の収支が均等になるように、短期掛金率を設定している。
 平成20年度は医療費の増加や、新たな高齢者の医療制度への移行による納付金額の増加などにより支出の増加が予想される。それに伴い、収支の悪化が見込まれるため、掛金率を引き上げることとなった。
 介護掛金率の変更について
 介護掛金は国の介護保険制度の第2号被保険者となる40歳以上65歳未満の組合員を対象として徴収しており、その掛金率は、国から割り振られた介護納付金の額を基礎として算定されている。
 平成20年度は、平成19年度末で介護掛金・負担金の不足が見込まれていること及び累積欠損金を精算するために、掛金率を引き上げることとなった。

健康への取り組み
《(2)横須賀衛生隊》
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 全国の基地・駐屯地等で実施されている健康増進施策。今回紹介する横須賀地方隊では、専門医のバックアップの下でフィットネスルームを活用した取り組みがされている。個々に対応した指導を受けながら、楽しんで活動している姿が見られた。

 海上自衛隊横須賀地方隊では、医官・管理栄養士・スポーツプログラマーが一体となって「生活習慣病改善プロジェクト」を発足、平成17年9月1日にはフィットネスルームを開設した。トレーニング器具やフードモデルなどを完備するとともに、スポーツプログラマー1名を配置し、希望する隊員を中心に運動指導や食事指導を行っている。
 室内には、トレッドミル、エアロバイク、ダンベル、バランストレーニング器具、体成分分析装置が設置されている。特に体成分分析装置は、体の水分・タンパク質・骨量・体脂肪等を測定する器機で、健康増進のための本格的な環境が整えられている。
 ハード面の充実だけではない。対象者に年3回のプロジェクト健診(血液検査・尿検査・血圧測定・腹囲測定及び体成分分析装置による検査)を定期的に実施し、その結果を基に医官・管理栄養士・スポーツプログラマーとの面接で改善点の指導などを行っている。
 そのほか、業務等の都合でトレーニング場に行けない隊員がいることも考慮し、家庭でもできるトレーニングメニューを定期的に配布したり、トレーニング利用者に健康維持・向上・回復を目的としたトレーニングアドバイスを行うなど、バックアップ体制に対しても好評を得ている。
 フィットネスルームを管理している治多2曹と芳司3曹は、「メタボリック対策のスローガンは、『バランスのよい食事と運動習慣及び生活習慣病の改善』。これからも隊員の健康増進に貢献していきたい」と話している。


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