奈良地方協力本部(本部長・廣瀬和希防衛事務官)は6月11日、陸上自衛隊中部方面音楽隊が演奏を務める「第38回自衛隊奈良定期演奏会Music Festival in NARA 2023(奈良県防衛協会主催)」の開催を支援した。
今年は約3年半に及ぶコロナウイルスへの規制が大きく緩和されたこともあり、約1300人が来場し、大盛況となった。
来場者はジブリ曲メドレーなど幅広い曲目の力強くも美しい音色の演奏に魅了されていた。若者に人気の音楽ユニット「YOASOBI」の「アイドル」を歌う阿井士長の迫力ある歌声と躍動感あるダンスでは、大きな拍手に包まれた。
奈良学園登美ヶ丘高校1年生の女性演劇部員が司会を務め、透る声で和やかな雰囲気とともに、滞りなく演奏会を進行させた。終了後、「伝わりやすいように滑舌良く司会進行することに気を付けた。舞台袖で迫力ある演奏を聴くことができ、とても楽しめました」と、大役を終えほっとした笑顔で答えてくれた。
また、演奏会直前には、都祁(つげ)中学校の吹奏楽部員が中部方面音楽隊から演奏技術指導を受けた。リハーサルの様子を見学後、マンツーマンで丁寧な技術指導を受けた。
奈良地本は、防衛協会等と連携した防衛基盤の充実と、あらゆる場を通じ県民との接点保持による自衛隊への理解促進・志願者獲得に努力していく。 |