静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1空佐)は3月27日、海上自衛隊横須賀基地(神奈川県横須賀市)からジャパンマリンユナイテッド磯子工場(同横浜市)までの間で行われた護衛艦「きりしま」の体験航海に参加者を引率した。
体験航海には海上自衛隊に興味を持つ静岡県内の学生等6人のほか、きりしま乗員の家族など約250人が参加した。
体験航海中は同艦乗員の吉村3海尉による案内のもと、54口径127ミリ速射砲や艦対艦ミサイルといった装備品、艦長が指示を出す艦橋、エンジンを監視する操縦室などを見学し、参加者は護衛艦での仕事を肌で感じている様子だった=写真。
また、「普段どのような生活を送っていますか」、「外国での任務の際は、移動を含めてどのくらい日本を離れているんですか」といった質問を乗員に投げ掛け、理解を深めていた。
入港時には隊員の入港作業を間近で見学、「一人ひとりがいろいろな仕事をやるのですね」と乗員の仕事に感心していた。
体験航海終了後、「改めて海上自衛官になりたいと思った」、「自衛隊の試験を受けてみたい」などの感想が聞かれた。静岡地本は今後も自衛隊の魅力や仕事等をより理解してもらえるよう広報活動に努めていく。 |