防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   2008年2月1日号
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寄せ書き
 
成人の抱負
37普連 重迫中=信太山 1陸士 江崎アンドレス光義
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 私の成人の抱負は二つあります。一つ目は、自衛官として中隊長や小隊長、分隊長から認められるような一人前の自衛官になることです。そのためには、重迫撃砲中隊隊員としての知識と技能を得るために、益々訓練に励まなくてはいけないと思っています。それと共に、普通科隊員としてあらゆる任務を達成できるような体力・気力の向上も必要だと考えています。その目安として、持続走の記録を少しでも縮めたいと思っています。
 もう一つの抱負は、二十歳の節目を迎えて立派な社会人として、日本を支えていけるような人間となることです。今は自衛官としてですが、将来は一国民として、社会に貢献できるように頑張っていきたいと思います。
 
成人の抱負
364会計隊=国分 陸士長 竹下智也
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 私は今年成人式を迎えることができました。今までを振り返ると色々なことがあり、あっという間の20年でした。
 私が自衛隊に入隊したのは、正直特にしたいことも無く何となくでした。しかし前期後期教育において自衛隊のことを多く学び、たくさんの同期との出会い、そして一緒の団体生活において、今まで親に任せっきりだった洗濯等身の周りのことを自分でしなければいけないことで、改めて親や同期のありがたさを実感しました。そしてこの国分駐屯地に配属されてからは、仕事を少しずつ覚えながら一日でも早く一人前になろうと頑張ってきました。
 早いもので自衛隊に入隊して2年が経とうとしています。そんな私にも9月に後輩も入ってきて、先輩として今までとは違いより一層しっかりして、これからの訓練・業務など常に前向きに全力で取り組んでいきます。
 特に今年は例年と違い、周りはもちろん世間からも大人として扱われます。だから今までのように何も考えずに行動せず、何事にも責任感を持って一つひとつのことをよく考えて、自覚ある行動をしていかないといけません。これからは親への感謝の気持ちを忘れずに一日一日を大切にして、少しでも早く陸曹になれるよう頑張っていきたいと思います。
 
私のお母さん
桔梗野小学校1年 向中野朱音
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 私のお父さんとお母さんは自衛隊に勤めています。お母さんはひと月に5〜8回夜勤をしています。お母さんが夜勤の時は、お父さんと一緒にスーパーへ買い物に行って、お肉やお野菜をたくさん買ってきます。お父さんの料理を手伝い私も野菜を切ったり、いためたりして食べます。でもやっぱりお母さんの作った料理が一番おいしいです(特にカレーです)。
 私は月曜日と木曜日にスイミングに行きます。お昼を食べてからプールに行くまでお腹がすくので、お母さんににぎってもらったおにぎりを1個食べます。プールが終わってからもお腹がすくので、おにぎりを帰りのバスの中でもう1個食べます。このおにぎりもまたとてもおいしくてやめられません。
 私は火曜日にピアノ教室に行きます。家に帰ってからその日に教えてもらったことや宿題をします。するとお母さんも近寄ってきて一緒にピアノの練習をします。お母さんは何回も練習するし声は大きいし、私よりも練習していると思います。
 こんなお母さんが私は大好きです。これからもお仕事大変だと思うけど、がんばってね。応援してるよ。 (305基地通信中隊=八戸 向中野3陸曹の娘)
 
成人の抱負
37普連本管中=信太山 2陸士 伊藤千尋
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 昨年の今頃、就職することがほぼ確定し、これからの生活に期待と不安を感じていたことを思い出します。入隊してからあっという間に月が過ぎ、2008年を迎え、こんなにも一年は早かったものかと驚きました。昨年は新生活に戸惑い、想像を超える日々で思い通りにいかず、失敗ばかりでした。
 今年の目標は「動く」ことです。まだまだ余裕のない未熟な自分ができることは、日々学んでいることを活かし行動することで、役に立つ人間になりたいと思います。自分にできることは少ないし、自分だけにできることなんて今はまだないかもしれません。それでも小さなことからでも役に立てることを見つけて、実行していきたいと思います。今年は変わった自分になれるよう、気を引き締めていこうと思います。
 
ぼくのお父さん
小3 高津戸迅太
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 ぼくのお父さんは、自えい隊でお仕ごとをしています。どんなふうに仕ごとをしているのかぼくはあまりわからないけど、家にいる時は、やさしくておもしろくてぼくや弟といっぱいあそんでくれます。ゲームをいっしょにやったりサッカーや野きゅうやスキーもおしえてくれます。あそびの時は、めちゃくちゃわらわせてくれます。でもおこると、すっごくこわいです。
 時どきぼくは、わるくないのにおこられたりしますが、こわくてせつめいしたくても何も言えず、おこられおわってからせつめいすると「それを早く言え」とまたおこられます。でもすぐ楽しいお父さんにもどってみんなで大さわぎします。おこるとこわいけど、おもしろくてやさしいお父さんがぼくのじまんです。
  (25普連4中=遠軽 高津戸3陸曹の長男)
 
夢はピアニスト
永山莉那
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 私は4歳の頃からピアノを習っています。始めたきっかけは、音楽好きの父から勧められたからだと思います。最初はみんなで歌を歌ったり、先生が弾くピアノの音を当てたりすることでした。
 5歳になった時、父の転勤で佐世保市に引っ越すことになりました。佐世保に行ってからもピアノは続けました。私が10歳になった今年、先生が「ピアノコンクールに出てみらんね」と言いました。私はグレンツェンピアノコンクールに出ることにしました。6月に予選があり合格しました。とてもうれしかったです。次は本選を受けようと思った時、父の転勤で鹿児島に引っ越すことになりました。12月に本選を受けたけど落選してしまいました。とても悔しかったです。
 でも私はピアノが大好きです。また来年コンクールを受けたいと思います。今度はもっともっと練習して合格するぞ。
 (12普連本管中=国分 永山2陸曹の長女)
 
弓道の応援
小5 後藤英稔
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 この前お兄さんの弓道の試合があり、家族で応援に行きました。ぼくは初めて弓道を見ました。ほかの人を見てると、的に当たっている人はあまりいませんでした。的を見たらすごく小さかったです。ぼくは的に当てるのはむずかしいだろうなと思いました。いよいよお兄さんの順番がきました。ぼくはどきどきしました。1回目みごとに的に当たりました。2回目は当たりませんでした。でも3回目と4回目は当たりました。全部で3回当たりました。
 次の日の試合では、4回中1回しか当たりませんでした。去年は八戸市の高校1年生の部で優勝したのに、今年は予選で負けてしまいました。お兄さんに、的に当たる時と外れる時の違いを聞いたら、精神面が大きいと言ってました。ぼくは精神面のことはよくわからないけど、今度の試合は優勝してほしいと思います。(109地区警務隊=八戸 後藤1陸曹の三男)
 
空道で心身を鍛える
25普連本管中=遠軽 1陸曹 田中久利
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 私は「空道」という武道を行っています。ほとんどの人が空道という武道を聞いたことがないと思いますが、空道は「突き」「蹴り」「投げ」「極め」(関節技・絞め技等)を取り入れた武道で、1981年に格闘空手として創設され2002年徒手における総合武道として「格闘空手道」から「空道」と改め今日に至っています。
 その空道を実践する「大道塾」は、東京に総本部を構え、国内に北海道・東北・中部・四国・九州の6個の地区本部があり、そのほか全国に約100個の支部があり、海外にも26の支部がある国際規模の団体です。
 私が所属している紋別支部は現在一般部19人、少年部50人が所属しており、春と秋に行われる大会に出場しています。また大会出場だけでなく健康増進、護身等それぞれの目的で皆心身を鍛えています。稽古は遠軽町武道館で毎週水曜日と金曜日の19時から行っています。興味のある方は気軽に足を運んでください。
 
ぼくのお父さん
小2 黒川 凪
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 ぼくのおとうさんは、たまにきんトレをしているからきん肉もりもり。だからぼくと、おとうとをかたてでだっこできるし、朝おきたら2人おんぶしてくれています。おとうさんはスポーツばつぐんだから、いろいろなことができます。そしてやきゅうでは、左だからかっこいいです。
 おとうさんはごはんをよういしているのに、パソコンやってるから、いつもおかあさんにはやくおいでっていわれます。おとうさんはいつもかぜひかないからそのままかぜひかないでおしごとがんばってね。
(25普連重迫中=遠軽 黒川陸曹長の次男)
 
家族紹介
43普連本管中=都城 3陸曹 山田康博
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 結婚して6年目、3人の子宝にも恵まれ毎日忙しく楽しい生活を送っています。
 長女夢華は5歳で、3歳から始めたダンスも側転も上手にできるようになり、人前でも堂々と踊れるようになりました。家でも自己流ダンスを披露してみんなを笑わせてくれます。長男稜翔は3歳で、変顔が得意でひょうきん者のやんちゃまんです。お姉ちゃんの真似ばかりして後を追いかけています。次男隼輝は生まれたばかりのまん丸赤ちゃんです。上の2人も手のかからない赤ちゃんでしたが、一番のおりこうさんで、ミルクも良く飲み寝て笑ってくれます。お姉ちゃん、お兄ちゃんにかわいがられる幸せ者です。
 家族では小さな畑に野菜を育て、花を植えたりして食物の大事さや花の素晴らしさを一緒に体験することを大事にしています。休日にみんなで釣りに出かけるのも楽しみの一つです。次男の隼輝がもう少し大きくなったら旅行に行きたいので、少しずつ貯金を頑張っています。たくさんの経験を通し様々なことを身につけて、子供たちの名前にも込められている夢を羽ばたかせ輝かせて、健やかに明るく伸び伸びと育ってほしいと願っています。

「頑張っています」新しい職場
活躍するOBシリーズ
明確な目標で道ひらく
第一生命保険相互会社栃木支社 菅原照男
菅原氏は平成17年7月、航空学校(宇都宮)を2陸尉で定年退職。56歳
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 自衛隊を退職して早、1年9ヶ月を過ぎようとしています。平成17年9月から、第一生命保険相互会社栃木支社(駐在)で勤務しております。
 私の身分は嘱託従業員で契約業務士と言いますが、契約確認業務、保険金・給付金確認業務、住所確認業務等が主な仕事内容です。当社の社是であります「ご契約者第一主義」を推進すべく、毎日努力しています。しかし、業務内容を理解不十分等、まだまだ至らない点はたくさんあります。そんな時は上司、諸先輩にご指導をいただき、コミュニケーションをとり楽しく勤務しております。入社して現在までに確認業務内容で感じていることを2、3述べてみたいと思います。
 第一に「マナーに関すること」礼儀作法、言葉使い、服装の端正等に徹底さを要求される事です。確かに第一印象は大切であり、お客様との面談等において失敗は許されないので、この事に対しての事前準備が必要になります。
 第二に「上司・先輩・同僚に自衛隊OBが多かった」事です。契約業務士の組織は全国13ブロック制になっており、北は北海道ブロックから南は南九州ブロックまであります。私の所属しているブロックは北関東ブロックで人員は12名で編成されており、群馬、栃木、茨城の3県が入ります。ブロックにはリーダー、サブリーダーがおり、その他10名の業務士がそれぞれの担当地域で確認業務を実施しております。私の担当の栃木では3名おり、全員自衛隊OBです。
 第三に「お客様により業務内容が一件一件変わる」という事で、これも事前準備が必要になります。
 以上、まとまりのない文章でありますが、現在楽しい勤務をさせて頂いているのも、上司、諸先輩のご指導のおかげだとつくづく思っております。私もまだまだ未熟ではありますが、これからも「お客様第一主義」で業務内容をよく理解し、確認業務が「正確・迅速・円滑」にできるよう、努力をして業務を遂行していきたいと考えております。
 これから定年を迎える皆さんに一言、「しっかりした考えと目標をもって」再就職に臨んでいただければ自ずと道が開けると思います。
 最後になりますが、私の再就職をお世話していただいた栃木地域援護センター・駐屯地援護室の皆様に深く御礼申し上げます。

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