私は、令和4年4月に海上自衛隊潜水艦教育訓練隊の勤務を最後に定年退官し、公益財団法人呉市体育振興財団に再就職いたしました。業務内容としましては、呉市から指定管理を受けているスポーツ施設における、スポーツ振興事業の企画・実施及び施設の運用管理です。
職場環境に恵まれ、仕事にも慣れ勤務2年目となる現在は、担当職務の主務を任され日々勤務に邁進し、充実した日々を過ごしています。
日常はスポーツ施設の利用者の対応を実施しており、利用者の皆様から不満なく気持ちよく利用していただけるように、謙虚な気持ちで勤務するように努めています。また施設内においては、自衛官としての勤務時に培った安全管理意識を常に持ち、施設の管理・整備を心掛けています。現在の職場で地域住民の皆様とふれあうことにより、これまでとは別の視野が広がり、様々な面で自身のスキルアップを実感できていますので、仕事にも大変満足しています。
スポーツをする人を支援したい
現在の職場に再就職したいと思ったきっかけは、スポーツ施設の管理に興味を持ったことです。スポーツをする方々は、それを支援・サポートする人がいて初めて良い環境で、快適に思う存分運動することができるのだと思います。そういった支援する側に強く関心を持ち、いつしか私もスポーツを楽しむ人たちを支援する仕事に携わりたいと思うようになりました。そのために、どんな職種があるかを調べ、その職に就くにはどのような資格を取得しておけばよいかを確認するなど自分ができる準備をしました。その成果が実り、現在の職場に就職することができ良かったと思っています。
準備は退職3年前から
定年退職後の再就職を考えている方で、自分が思い描いている仕事がある方であれば、退職3年前ぐらいから準備に取り掛かるのをお勧めします。援護室等の援護隊員と相談し、自分に合った求人を探すとともに、退職予定者が受講することができる部内(外)技能訓練や通信教育を受講して技能を磨き、免許を取得しておくことも大事であると思います。私自身は、部外技能訓練で「公認スポーツ施設管理士」の教育を受け、免許を取得することができました。
皆様も自分にあった再就職に向け、目標・熱意・意欲を持って臨んで欲しいと思います。 |