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自衛隊ニュース   934号 (2016年7月1日発行)
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第24回連合准曹会
評議委員会開催
 5月19日と20日、ホテルグランドヒル市ヶ谷で第24回連合准曹会(会長・北林樹准陸尉)評議委員会が約70名を全国から集め盛大に開催された。
 初日は、27年度事業及び決算報告、28年度予算及び事業提案、支部活動報告、北林会長による事業提案の他、連合准曹会相談役でもある航空自衛隊准曹士先任山崎勝巳准尉による講話、そして最高顧問である杉山良行空幕長の訓話と続いた。
 夕刻から杉山空幕長、丸茂吉成空幕副長、吉田つばさ会会長を始めとした多数のVIPを招いて、懇親会が行われた。その中で今年で3回目となる優秀若年表彰式が行われ、全国73支部から推薦された隊員の中から計10名が受賞した。
 表彰式では、杉山空幕長から一人一人に表彰盾が手渡され、丸茂副長も参加という豪華な記念写真も最高の記念となった。「写真も盾も大切にする。幕長に声を掛けてもらえたなんて夢みたいだ」と感激する受賞者たち。連合准曹会としては、「航空自衛隊の未来を担う受賞者の更なる飛躍を期待」しているとの事であった。
 全国から准曹が集まるこの評議委員会。普段会えない人や電話でしか情報交換出来ない人等と直に会って情報交換ができるというのも会の大きな意義であり、回を重ねる毎に場の雰囲気がまとまっていくように見える。このまとまりも准曹の強い力なのだなと改めて感じた。

F-15 飛行4000時間達成
川口2佐「周囲の支えに感謝」
 6月8日、航空幕僚監部総務部長室において、F-15飛行時間4000時間達成記念品贈呈行事が行われた。被授与者は空幕広報室報道班長の川口克己2空佐。
 空幕総務部長室でボーイング在日本F-15プログラムマネージャーのロバート(エド)・リーブ2世より、盾・ワッペン・認定書が贈られた=写真。ブルーインパルス(第4航空団第11飛行隊=松島)でリード・ソロを務めた事もあるファイターの川口2空佐は「数字は通過点。それよりも毎回のフライトに体調を整え、向上心を持って臨み続けていたことの方が大きい。整備員をはじめ周りの支えがあって到達できた事であり、感謝の気持ちでいっぱいです」と感想を語った。
 F-15飛行時間4000時間達成は、川口2空佐で7人目。川口2空佐はその他、T-4に約1500時間、総飛行時間約6000時間の飛行実績がある。

橋杭海水浴場 クリーンアップ作戦
空自 串本分屯基地

 空自串本分屯基地(司令・佐久川希世秀2空佐)の有志隊員は6月11日、本州最南端の海水浴場である和歌山県串本町の橋杭海水浴場で実施された橋杭海水浴場クリーンアップ作戦(串本町活性化プロジェクト主催)に参加した。
 当日は天気にも恵まれ隊員とその家族総勢62名が朝7時から清掃活動に汗を流した。このクリーンアップ作戦は2年前から始まり今年で3回目を数え、裸足で歩ける海水浴場を目指し、今年も串本分屯基地のほか地元の小中学校など約400名のボランティアが参加した。2時間の清掃活動の結果、綺麗になった砂浜で楽しそうに遊んでいる子供達の姿が印象的だった。また、子供向けのクイズ大会があったり、かき氷が振る舞われたりと、家族で楽しめる海岸清掃であった。
 参加した隊員からは、「地元住民とも交流することができ、串本町の盛り上げに一役買えて良かった」との声が聞かれた。

※同面、文中の階級・役職等は実施当時


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