新潟地本(本部長・石井一将1陸佐)は5月29日、新潟県弥彦村弥彦総合文化会館で陸自東部方面音楽隊(隊長・加藤良幸3陸佐)による「陸上自衛隊東部方面音楽隊コンサートin燕・弥彦」を支援した。
これは、昨年秋に新潟県燕市に自衛隊協力会が発足した燕市自衛隊協力会と隣村である弥彦村自衛隊協力会が合同で主催するもので、会場は溢れんばかりの満席の1000名を超える観衆で埋め尽くされ、日曜日ということもあり部活帰りの学生服姿の中学生も多く見られた。当日は晴天の演奏日和で、会場では開場前から数多くの来場者が玄関入口に詰め掛け、東部方面音楽隊の人気ぶりが伺えた。
コンサートは2部構成で行われ、第1部は加藤隊長の指揮でアメリカン・サリュード、デリー地方のアイルランド民謡、タイム・トウ・セイ・グッバイなど5曲を披露し観衆を魅了した。
第2部では副隊長・森本1陸尉の指揮で、グレン・ミラー・メドレーで幕開け、ジャパニーズグラフティとして坂本九メモリアルなどの演目のほか、荒川陸士長による歌手西野カナのトリセツを熱唱、荒川陸士長は少し照れながらも笑顔でトリセツを歌い観衆を魅了、コンサートは大盛況のうちに幕を閉じると会場からは弥彦山に響くほどの拍手がこだました。
また、ホール玄関前では、募集広報ブースを展開し、熊本地震で活動した隊員の写真展示や広報用DVDを活用し、広く自衛隊をアピールするとともに募集を呼びかけた。
新潟地本は、「創立60周年の節目の年、今後も各種イベント等を通じ地域住民との信頼関係の向上を図るとともに防衛省自衛隊の発展に寄与する」としている。 |