防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   913号 (2015年8月15日発行)
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「頑張っています」新しい職場
活躍するOBシリーズ
株式会社安川電機 開発研究所 郷田冨士美
郷田氏は平成26年12月、空自第13飛行教育団総務部を准空尉で定年退職。54歳
 私は、平成26年12月に航空自衛隊芦屋基地第13飛行教育団を最後に定年退官を迎え、芦屋基地援護室の支援をいただき、世界最先端のロボット企業、安川電機開発センター小倉営業所に再就職し、半年余りが経過しました。
 安川電機では、芦屋基地出身OBの諸先輩方も数多く活躍されており、皆様の心温まるご指導の下、保安業務に従事しております。
 希望の動機は、自衛隊生活で培った業務と地元企業で何が自分に出来るのかを考えた時、安川電機の保安業務の話を頂き自分でもやれるのではないかと考え、現職種を選びました。
 私の業務は、保安員として社員証の確認、外来者の面会、車両等の受付、警戒システムの監視、施設の巡回等です。保安の仕事の中で、大きなウエイトを占めるのは施設巡回での警戒システムが確実に作動しているかであります。施設内はロボット、サーボモーター等の最先端技術の情報があります。これらの情報が外部から盗難を受けないように警戒システム及び施設に変わった兆候がないか、しっかり確認することが大切です。それには、会社の月間行事をしっかり把握し、各部署から来る情報を確認し保安員一同がチームワーク良く不測事態に対処することです。
 朝から勤務する時は、「今日も一日平穏でありますように」と保安室にかかげられている神棚に手を合わせます。そして、前勤務者から申し受け業務が開始です。
 また、夜中に巡回する時に、試作品のロボットが実験しているのを知らないで急に動いた時はビックリしました。今はだいぶなれました。現代は全てがロボットに関らないものは無いのではないくらい自動化されています。しかし、会社はロボットでは出来ない何かを私に求めていると考え、何時でも勤務しています。西の空が白み始めると今日も1日、平穏に終わったと感じます。この時が私は好きです。
 自衛隊生活では、25年間シフト勤務をしていました。その時の気持ちと変わりません。勤務を終え疲れて帰って来ますが、妻が笑顔で迎えてくれ、美味しい朝食を用意してくれています。自衛隊生活33年間勤務出来たのも妻のお陰だと感謝しています。そのためにも、健康管理をしっかりして、時には失敗もしますが恐れず前向きに頑張りたいと思っています。自衛隊勤務で培った強い精神力、忍耐力をもって常に向上心の気持ちを忘れずに基本動作を守り、地道に頑張って行きたいと思います。
 定年を前にされている皆様は、再就職される事は不安な事ばかりかも知れませんが自衛隊生活で培ったものは、決して無駄にはなりません。特に、礼儀正しさ等十分自分のアピールになります。これから、再就職される方も自信を持って次の仕事に進んで頂きたいと思います。

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Way to go!(ウエイ トゥ ゴウ)
 やったね!
Hi! How are you doing? 皆さん、お元気でしょうか。猛暑日がつづいています。夏日、真夏日、猛暑日と気象用語は理解していても、猛暑日が続くとどのくらい身体にこたえるかということは体験してみないとわかりません。笑 今年は猛暑日が2日以上続くことが多いようです。日中最高気温が38度というのも記録していますね。最高気温の記録の更新もありそうですね。
 さて、今回の表現は、"Way to go!"「やったね!」です。もともとスポーツの世界で使われていた表現です。バスケットボールのゴールが決まったとき、野球のヒットなどで、試合が良い方向に行くようなうまいプレーに、「それだ、いいぞ、いけいけ!」という感じで使っていたものが、一般的に「やったね」、「いいぞ」と使われるようになりました。一般的に使われる例は、親が子供のしたことをほめるときには、「良くできました」となりますし、何かの試験に合格したときにいえば、「すごいなあ」という感じで使えます。一言で相手をほめるときに使える表現です。
 盂蘭盆会ですね。盆踊りも日本の宗教の伝統が娯楽化したものですが、この時期に一時身体を休め、祖先やお亡くなりになったかたがたのご遺功を偲ぶのも日本人の大事な知恵だと思います。
 それでは、陽気で楽しく、ストレスの少ない、有意義な夏休みをお過ごしください。
 それでは、皆さん。See ya!〈スワタケル〉

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