南スーダンの国際平和協力活動に兄弟で参加している隊員がいる。
兄の煖エ猶輝2陸曹(39)と弟の藤田洋平3陸曹(34)である(共に秋田県由利本荘市出身)。
2人とも施設科隊員で今回の派遣では、ともに油圧ショベルやブルドーザ等の重機の操作を担当している。入隊の動機は兄の影響という藤田3陸曹は昨年6月に長女が誕生したばかり。兄弟での派遣について「特に意識していません。お互い自分の任務を確実にこなすだけです。任務完遂して帰国したら一緒にお酒を飲みたいです」と語った。
兄の煖エ2陸曹は、兄弟での派遣について「弟は子供が生まれたばかりなので、よく派遣参加を決心したなと感じました。家族のことは心配だと思いますが、派遣されたからには集中して南スーダンのために精一杯頑張ってもらいたいです」と同じく子を持つ父親として、弟にエールを送った。
南スーダンでの施設活動は、UN施設内の道路整備などの敷地造成等を実施しているが、1月からはUN施設外の活動が始まるため、これからの2人の活躍が期待される。 |