旭川地本(本部長・川嶋幾夫1陸佐)は、10月17日に高等学校教諭を対象として、自衛隊への理解の促進、学校との連携強化並びに組織的募集基盤の醸成を目的とした「学校教諭の部隊研修」を行った。旭川市内2校、羽幌町内1校から計4人の高校教諭の参加を得て、自衛隊の概要説明を皮切りに、航空機による体験搭乗、募集説明会・懇談、任期制隊員等に対する合同企業説明会研修及び旭川駐屯地内の勤務・生活隊舎の見学を実施した。
特に合同企業説明会研修では、任期制自衛官の任期満了後の再就職援護状況をよく理解してもらえるよう広報を実施し、生徒が自衛官へ志願することへの安堵感や信頼性の醸成を図った。
自衛官と接することや自衛隊の施設等を見ることが初めてとなる教諭は、皆一様に自衛隊が入隊から退職まで、如何に人を大切にする職業・組織であるかという点に関心をもった様子であり、終了後のアンケート結果からも「自衛隊に対する好印象を覚えた」、「教え子に自衛隊を受験させたい」という回答が寄せられた。
旭川地本は、「今後も学生を対象とした『学校説明会』の実施、『総合的な学習の時間』を積極的に支援する等学校との連携を強化するとともに、各種広報活動を通して防衛省・自衛隊に対する信頼と理解の深化に努め組織的募集基盤の醸成を図っていく」としている。 |