11月18、19の両日に行われた自衛隊音楽まつりで、山口地本(本部長・西村弘文1空佐)は地本協力者に研修を行いました。参加者の一人で、高校で音楽を教えている岸美砂子さんからの投稿を紹介します。
7月に本校吹奏楽部・華道部が「山口市民と音楽の夕べ」で共演させて頂いたご縁に続き、この度自衛隊音楽まつりへの研修に参加させて頂きました。
自衛隊音楽まつりの陸・海・空の音楽隊によるドリル演奏や自衛太鼓等は、その力強い響きと俊敏な動きで自衛隊ならではの美しさに溢れる素晴らしいステージでした。心身共に鍛え抜かれた自衛官の所作からは、強い使命感を全身に感じました。また、スクリーンには被災地での救助活動に命がけで当たって下さっている自衛官の思いが綴られており、守って頂いている感謝の気持ちと真摯な音楽の美しさに胸がいっぱいになり涙がこぼれました。
今回の自衛隊音楽まつりのテーマ「愛、希望、勇気 今を越えて、その先へ」の通り、国難の中、人と人との温もりや愛の深さに希望と勇気が生まれ、強く前に進もうとする大きなエネルギーを一身に感じました。
私は今回の研修を経て、音楽は言葉を超えて心に届けられる尊い芸術であるからこそ、音楽の教員として、強く清らかな心を育てる教育に励みたいと改めて思いました。
素晴らしい出会いに始まり、大きな感動を本当にありがとうございました。 |