33普連は6月14日、レディオキューブFM三重夕方ワイド番組「EVENING COASTER」に第3中隊小隊長の秋山3尉が生出演した。
東日本大震災から、約3カ月。被災地では、未だ多くの方々が不自由な生活を強いられている一方で、復旧・復興の兆しが見え始めているところもある。
この震災では官民問わず、三重県からもたくさんの救援チームが被災地へ救護活動に入ったが、その中で、史上最大規模の災害派遣となった自衛隊の存在、救援活動、メンタル面、被災者との交流等について改めて聴取者に伝えようとの狙いでラジオ依頼がきたものである。
生出演は、18時半頃から、約10分間、番組は東日本大震災災害派遣「被災地で活動を行った自衛隊の活動について」で、秋山小隊長は本番前の番組司会者との最終打ち合わせで、「緊張せずに、普段通りで行きましょう」とアドバイスを受けたが、緊張がほぐれないまま番組は始まった。
放送が始まると、若い小隊長らしく番組司会者の質問に応じ、寒風吹きすさぶ中、腰まで泥水に浸かりながらの行方不明者の捜索、初めてご遺体の収容を体験する小隊員のメンタルヘルスなどについて語った。
番組の最後に被災地での自衛隊員に対する激励や三重県民からの多くの激励メールが、困難な災害活動をやりきる力になったと熱く語り番組を締めくくった。
生放送が終了すると、緊張もほぐれ、やっといつもの小隊長の姿に戻り、「とても良い経験をさせてもらうことが出来ました。この経験を活かし、また明日から小隊長として頑張っていきます」と熱く語っていた。 |