第22航空群(群司令・渡邊剛次郎海将補)は1月18日、海賊対処法に基づくソマリア沖・アデン湾での護衛任務を終え母港(佐世保)に帰港した第3護衛隊所属の護衛艦「まきなみ」に派遣した、第22航空群所属隊員11名(搭乗員8名、整備員3名)の帰国行事を行った。
午後1時30分、護衛艦「まきなみ」に搭載していた第22航空隊「SH—60K」哨戒ヘリ2機は、冬空の雲間を縫って約5ヵ月ぶりにその勇姿を大村航空基地に現した。
長崎県防衛協会青年部会長(中島伸彦氏)ほか、多数の来賓、家族、基地隊員等を前に、派遣先任搭乗員(第22航空隊第222飛行隊・福本義大3海佐)以下11名は、第22航空群司令に対し、任務の完遂と無事の帰国を元気に報告し、群司令から、「正月を挟み長期の任務ご苦労であった」と、労いの辞があった。
派遣隊員11名は、出迎えた多数の家族、来賓、隊員等の大きな拍手に迎えられ、長い任務を終えた安堵感と、久しぶりの親子・家族、友人との再会に緊張もほぐれ、寒さを忘れ「満面の笑み」で接していた。 |