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スペーサー
自衛隊ニュース   1105号 (2023年8月15日発行)
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令和5年度 優秀若年隊員顕彰表彰
<連合准曹会>

 7月14日、航空自衛隊連合准曹会(会長・上田順一准尉)は、「令和5年度優秀若年隊員顕彰表彰」を開催した。最高顧問の内倉浩昭空幕長は、受賞者一人一人に表彰状を手渡ししながら声を掛けていた。表彰式前に行われた航空自衛隊連合准曹会評議委員会には全国から集まった各支部会長等が参加し、表彰式後の懇親会では久しぶりの再会に手を取って歓喜していた。
 上田准尉は、「4年ぶりに一堂に会して、評議委員会及び准曹士隊員の模範となる優秀若年隊員顕彰表彰を行うことができた。今後も継続し本会の活性化に尽力していきたい」と述べた。受賞者は以下の通り。

千歳支部
正林幸大 3空曹

 持ち前の明るさとリーダーシップをもって若年隊員をけん引し、地域における様々なボランティア活動に積極的に参加し、連合准曹会の活動を共に盛り上げ、基地周辺地域における航空自衛隊への理解向上に大きく貢献するとともに、地域との信頼関係構築に尽力した。

松島支部
湯本悠乃 3空曹

 日頃から准曹会の基本理念及び活動方針を理解し、各種活動へ積極的に参加をしている。隊総括班員として積極真摯に業務に取り組むとともに、若年隊員の中心的存在として活躍している。特に、先輩隊員と共に基地近傍の中学校バスケットボール部の練習に参加し、地域住民との交流を積極的に図り、信頼関係構築に尽力した。

府中支部
伊藤康大 3空曹

 海上自衛官として、また民間企業での豊富な経験を活かし、若年隊員への離職防止を含む各種教育による後輩育成の中心として活躍している。様々な地域貢献活動に参加する傍ら、自らAED指導者ライセンスを取得し、震災における経験を踏まえた講話をはじめ、救急救命法等を普及するボランティア活動へ参加する等、地域貢献に尽力した。

硫黄島支部
松原正征 3空曹

 厳しい勤務環境のもと、積極的に職務に邁進するとともに、島内に点在する戦跡の環境整備に誠心誠意取り組んでいる。課外活動として基地軽音楽バンドに所属、硫黄島基地隊を盛り上げるとともに、基地隊の文化、伝統の醸成及び継承並びに部外広報にも貢献している。また前任地においては基地周辺のボランティア活動をはじめとした准曹会活動に積極的に参加し、地域との信頼関係構築に貢献した。

小牧支部
篠原浩介 2空曹

 基地内公共場所の清掃活動を積極的に企画し、チームリーダーとして活躍している。基地広報イベントでは、部門リーダーとして広報活動に大きく貢献するとともに、地元高校生に対するバスケットの指導をはじめ、地域伝統行事に積極的に参加するとともに、地域住民との交流を図り、地域との信頼関係構築に尽力した。

経ヶ岬支部
杉原 匠 3空曹

 地域が主催する各種行事には積極的に参加するとともに、隣接する米陸軍人や地域住民との交流を積極的に図り、それぞれとの信頼関係構築に尽力した。また基地開庁記念行事では、会場警備をはじめ真摯に業務に取り組み、後輩隊員の育成に大きく貢献した。

春日支部
近藤健司 2空曹

 連合准曹会及び2・3曹会の各種事業に率先して参加し、地域貢献に尽力している。特技の剣道では、ボランティア指導員として地元剣士の育成に努めるとともに、地域とのパイプ役として活躍する。また、障がいを持つ方への積極的な支援や自らの骨髄の提供に対し厚生労働大臣からの感謝状を授与される等、公私問わず様々な活動に献身的に取り組んでいる。

海栗島支部
松本準樹 2空曹

 地元の神社や公園の清掃等の奉仕活動に積極的に参加する一方、地元ソフトボールチームのコーチとして指導をする等、何事においても率先垂範し他隊員の模範となっている。地域住民への広報活動をはじめ、積極的な交流を図り、地域との信頼関係構築に尽力する。

築城支部
紙谷卓弥 3空曹

 日頃から准曹会の基本理念及び活動方針を理解し、各種活動へ積極的に参加をしている。自ら有志によるボランティア活動を企画、率先垂範の姿勢を示すとともに、後輩隊員の育成に積極的に取り組んでいる。また、入隊以来基地太鼓部に所属し、太鼓部による演舞をとおして、部内外への広報活動に尽力した。

恩納支部
末安聖一 2空曹

 地域におけるボランティア活動には積極的に参加しており、支部准曹会の協力スタッフの一員として、活動の準備や各種運営等への支援を実施し、地域活動の活性化及び広報活動に寄与している。また、給養員としての業務を通じ、後輩隊員の育成に大きく貢献した。


WPNS SELWG 2023
下士官のための交流プログラム WPNS ELIP(3)
 5月1日〜5日、ニュージーランド海軍主催で西太平洋海軍シンポジウム下士官交流プログラム(Western Pacific Naval Symposium Emerging Leaders Interaction Program(以下「ELIP」という))が開催され、海上幕僚監部総務課先任伍長制度創設20周年事業準備室から末永曹長と池内2曹が参加した。ELIPは、下士官の間の相互理解の促進と友好を深化する目的のプログラムで、今回は太平洋周辺の18カ国、約40名が集まった。
 プログラムはニュージーランド伝統文化であるマオリ式の歓迎行事で始まり、「リーダーシップ〜リーダーに求められる素養〜」をテーマとしたグループ討議、各国海軍の活動・装備・隊員等についての発表、デヴォンポート海軍基地やウェヌアパイ空軍基地の施設・航空機(SH2G)見学、ニュージーランドの歴史や伝統に触れる文化研修などで計画された。
 ニュージーランド海軍によると、過去に艦艇で人命に関わる事故があった以降、事故防止策に力を入れ、訓練設備や教育の充実と向上に取り組んでいる。今回研修した防水訓練施設では、実際に首元まで水が迫る模擬艦内で、ELIP参加者がチームを組んで協力して浸水に対応し、艦(フナ)乗りである末永曹長は、的確な指示を行って対処、チームのメンバーと熱い絆を育んだ。
 海上自衛隊の活動や本年12月のWPNS上級下士官会同を紹介した池内2曹は、発表や質疑応答を通じて、日頃からの各国海軍等との演習・訓練を通じた海自に対する信頼を感じたと話した。
 ニュージーランド軍は、文化・人種的に多様であり、女性隊員の高比率やジェンダーに関する理解の促進など、多様性が特徴のひとつであるが、今回のELIPにおいても体験型の訓練や文化理解に繋がるイベントなど、受容性を高める機会が盛り込まれていた。末永曹長は、「ニュージーランド海軍の特性である異文化に対する寛容性に触れ、多国間で理解と親善を深めるための工夫を持ち帰ることができた。WPNS上級下士官会同に反映させたい」と語った。

令和5年度前期航空開発実験集団准曹士先任集合訓練
3自衛隊の交流深める
 航空開発実験集団は6月7日から9日までの3日間、「令和5年度前期航空開発実験集団准曹士先任集合訓練」を実施した。
 訓練には航空開発実験集団准曹士先任をはじめ隷下15名と陸上自衛隊開発実験団最先任上級曹長の三善信一准陸尉及び海上自衛隊開発隊群先任伍長の澤原雄次海曹長の2名を加えた18名が参加した。
 航空開発実験集団司令官の柿原国治空将は訓示において「日本人の心」と題し、先人たちの教えから現在の日本の状況を踏まえ准曹士先任として隊員指導や自身の考え・行動について指揮官意図を伝達した。
 訓練は陸上自衛隊開発実験団(富士)研修をはじめ、服務に関する意見交換を中心に准曹士先任としての識能向上を図るとともに、今後の統合運用に関する相互理解を深めた。
 航空開発実験集団の荒木俊哉准曹士先任は「今回の訓練を通じ、陸・海・空自衛隊研究開発部隊准曹士先任等が集まり意見交換ができたことは有意義な時間であった。今後も3自衛隊の交流を深めながら情報共有を図り、より良い部隊環境及び隊員指導の向上の資となる訓練にしていきたい」と述べた。

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