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スペーサー
自衛隊ニュース   1104号 (2023年8月1日発行)
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1面 2面 3面 4面 10面 11面 12面

機略縦横(58)
第6師団最先任上級曹長兼ねて神町駐屯地最先任上級曹長 准陸尉 齊藤俊典

前向きに!

「明るく楽しく前向きに!」
 私が座右の銘としている言葉です。
 長い人生、不幸な事、楽しい事、理不尽な事など、色々な出来事が起こります。自分が原因で起こる事、自分に関係なく周囲の状況等から起こる事もあります。ただ、色々と起こる事に対して、その時にどう思うかどう感じるかは自分次第です。
 時間は皆に平等に与えられております。だったら苦しい時こそ明るく、悲しい時こそ楽しい気分で、辛い時こそ前向きに行動する。この発想の転換によって今までつまらない人生だなと思っていた人も明るく楽しい未来が開けて来るのかも知れません。周囲の人達も、つまらなく過ごしている人を見るよりも、楽しそうにしている人を見ていた方が気持ちが良く元気がもらえると思います。そして元気な人が増え明るい環境が構築される事によって前向きな業務や考え方に繋がって行くのだと思います。
 50歳と言う年齢を迎え、今まで生きてきて感じる事は、運の良い人達はプラス思考の人が多く、運の悪い人達はマイナス思考の人が多いと感じます。もしかしたら前向きの人には追い風が、後ろ向きの人には向かい風が吹いているのかも知れません。
 結びになりますが、自衛隊は人の組織です。
 前向きな隊員が組織を強くし、周囲の環境を良くし、精強な部隊を育成して行くのだと思います。最先任として一人でも多くの前向きな隊員を育成できるよう残された自衛隊人生、全力で現場を駆け巡って行きたいと思います。


雪月花
 今年1月に「君たち、中国に勝てるのか」を自衛隊幹部OBらと共著で上梓し大きな反響を呼んだ元陸幕長の岩田清文さんが今度は単独で「中国を封じ込めよ!」(飛鳥新社)を著した。歴史的蛮行に及んだプーチン露大統領と同じ過ちを習近平中国国家主席が犯さないと言う保証は誰も出来なくなった今、日本有事を意味する台湾有事の危険性が日々高まっている。どうすれば戦争を抑止できるのか真剣に考え行動を起こさなければならない厳しい状況に直面している日本。有事になれば圧倒的軍備上位の中国にいかに対処するか?今、日本は何をしておくべきか?本書にはこれらの答えがわかりやすく述べられている。特に「第3章 日本の生きる道は?」では、先島諸島をいかに守るのか。中国の宇宙・サイバー・電磁波・ミサイル攻撃にいかに対応するのか。防衛産業の国策化などが具体的に示されている。また、ウクライナの安全はウクライナが保有していた1800発の核弾頭を廃棄することにより米英口に保障されるはずだったが(ブタベスト・覚書1994年)その28年後にロシアに攻め込まれた。ウクライナ戦争では、軍事力なき外交がいかに無力であり、国連に戦争抑止力が無いことも鋭く指摘している。だが日本にとっては自分の国は自分で守るという世界の常識が確認されたことは収穫と言える。岩田さんは中台紛争に正面から向き合う覚悟がなくては「真に国民の生命を守り抜くことはできない。台湾有事を対岸の火事とせず、台湾の現状が維持されることが日本の国益になるとの認識を持つことが重要だ。このような危機認識を一人でも多くの方々に共有して頂きたく、本稿に取り組んだ」と語っている。実践防衛教範と言えそうな1冊だ。

令和5年度第1次師団演習
<4師団>
 第4師団(師団長・腰塚浩貴陸将)は、6月3日から11日までの間、日出生台演習場・十文字原演習場及び同周辺地域において、令和5年度第1次師団演習を実施した。
 本演習において、領域横断作戦環境下における師団の戦闘力の組織化に係る練度の向上を目的とし、第41普通科連隊(別府)、第4高射特科大隊(久留米)及び第4音楽隊(福岡)に対する訓練検閲を含め、師団の各部隊が一連の状況下における訓練を実施した。
 訓練検閲における受閲部隊は、師団の任務完遂に寄与すべく、当初、所在駐屯地において作戦準備から戦闘予行等の物心両面の準備を整え、戦闘地域へ展開した。
 「当面の敵を撃破し師団の作戦を容易化」の任務を有する第41戦闘団は、指揮官の明確な企図の下、敵情解明のための情報収集活動を精力的に実施するとともに、これに連接した濃密な火力及び機動を発揮し、敵警戒部隊の駆逐、陣地攻撃に引き続く防勢転移までの一連の行動により、師団の任務遂行に寄与した。また、「師団の対空掩護」の任務を有する第4高射特科大隊は、作戦の終始を通じて師団の対空火力を最大限に発揮し、強靭な対空戦闘を継続した。更に、「師団司令部指揮所の警備」に任ずる第4音楽隊は、敵の攻撃に対する周到な見積り・準備を行うとともに、様々な不測事態に的確に対処して、間断ない指揮所機能発揮に寄与した。この他、各部隊・各隊員は、各種システムに対するサイバー攻撃対処や電波管制による電磁波対処、偵察衛星による監視への対処等、日頃の練成成果を遺憾なく発揮して、領域横断作戦下における作戦行動の練度向上を図った。
 本検閲に前進観測陸曹として参加した第41普通科連隊重迫撃砲中隊の龍恭太郎3曹は「初めて前進観測陸曹として参加しましたが、訓練を通じ、敵の陣地地域の観測や迅速な射撃要求等の任務について、様々な成果や教訓を得ることができました。今回の経験を活かし、今後も重迫撃砲中隊が持てる力を最大限発揮できるよう、更に知識を深めるとともに、技能の向上に努めていきます」と力強く述べた。

陸海空EOD交流訓練
<中央即応連隊>
 中央即応連隊(連隊長・堀口大助1陸佐=宇都宮)の爆発装置処理隊は、6月下旬航空自衛隊東北町分屯基地において、陸海空EOD交流訓練に参加した。
 本訓練は、航空自衛隊不発弾処理班と相互の処理能力に関する技術情報等を交換して、連携を強化することを目的に実施され、海上自衛隊横須賀警備隊水中処分隊の隊員が研修した。
 訓練は、空自の統裁部が陸自の隊員に、陸自の統裁部が空自の隊員に、それぞれ想定や一連の状況を付与し、基地内で発見された不審物に対処する要領を訓練した。また、相互に訓練を研修することにより、知識の共有と技術の向上を図ることができた。訓練に参加した隊員は「状況判断の難しさや広い視野を持つことの重要性などを改めて認識し、学びの多い訓練だった。改善事項を是正し次に繋げていきたい。」と所感を述べた。
 爆発装置処理隊長の宮崎3佐は、訓練の最後に「陸海空で知識不足による技術の差があってはならない。今後も交流を続け連携を強化していきたい」と継続した訓練への参加の重要性について述べた。

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