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スペーサー
自衛隊ニュース   1103号 (2023年7月15日発行)
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同期との絆を胸に全国へ
各地で修了式

中部方面混成団
 中部方面混成団(団長・野崎英二1陸佐)は、6月25日の松山駐屯地を皮切りに、6月28日に豊川駐屯地、6月29日に大津駐屯地において第20期一般陸曹候補生775名(男子645名、女子130名)及び令和5年度自衛官候補生25名に対する修了式を隊員家族及び部内外来賓を迎え各駐屯地で実施した。
 立会官として参列した混成団長は、「本教育の開始にあたり諸官等に『心身を鍛え、技能を磨け』を要望しました。諸官は、寒い朝、うだるような暑い日中も戦闘訓練や射撃検定、体力検定そして25km行進等、時には泥水に浸かりながらも訓練に励んで来ました。本教育課程を全て終了し、いかなる状況においても任務を完遂するための自衛官としての基礎を身に付けたものと認めます。諸君らは、ここ混成団の地を巣立ち自衛官としての新たなステージ、新隊員後期課程に向います。『事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に努めもって国民の負託に応える』この宣誓の重さは私も常に心に刻んでいます。我が国の平和と独立を守る自衛隊の使命を全うするため、ともに努力して行こう」と激励した。
 新隊員は7月1日付でそれぞれの職種部隊に異動し、約3カ月間の後期教育により専門知識・技術の向上に努める。

第14旅団
 第14旅団(旅団長・大場剛陸将補)は、6月24日に善通寺駐屯地(担任・第15即応機動連隊)、6月25日に高知駐屯地(担任・第50普通科連隊)において「令和5年度自衛官候補生課程修了式」を挙行した。
 多数の来賓や、家族が見守るなか厳かに行われた修了式では、入隊式の際に見せた不安気な表情とは違い、約3カ月の教育を終え自信に満ち溢れた頼もしい表情となった76名の自衛官候補生が参加した。
 それぞれの修了式において、第15即応機動連隊長(徳淵文雄1陸佐)は「区隊長、班長等の教えをよく守り、雨の日も風の日も、汗と泥にまみれて各種訓練に精励した諸官は、見違えるほど逞しく、立派に成長したものと確信している。そうした諸官の姿に接し、連隊長として大変頼もしく思うとともに、そのたゆまぬ努力に対して心からの敬意を表する次第である」と述べた。
 第50普通科連隊長(山内和也1陸佐)は、「諸官は自衛官として必要な資質を養い、各職種共通の基礎的な知識及び技能を修得し、自衛官候補生としてのみならず、一人の人間、また社会人として大きく成長したと思う。今後、諸官は自衛官候補生から2等陸士に任命され、それぞれの任地において職種に応じた教育を受けることになる。この3カ月間で培った『同期との絆』を大切にし、現状に満足することなく、飽くなき向上心を持って一つ一つの課題を新たな同期とともに乗り越えて行くことを願っている。そして近い将来、立派な自衛官として成長し、我々の仲間として自衛隊の任務に邁進することを期待している」と述べ、自衛官候補生の労をねぎらうとともに、今後の活躍を祈念した。
 本教育を修了した自衛官候補生は、晴れて2等陸士として任命され、数多くの思い出と同期との強い絆を胸に、それぞれの配置部隊へと旅立って行った。

第12普通科連隊
 第12普通科連隊(古川琢弥1陸佐=国分)は、6月24日に自衛官候補生の修了式を挙行した。式には、霧島市副市長をはじめ多数の来賓、家族が出席した。
 4月に入隊した自衛官候補生33名は、約3カ月間の厳しくも充実した教育を無事終了し、一人も欠けることなく修了式を迎えた。4月の入隊時には不安でいっぱいの表情であったが、3カ月間の教育を同期とともに支え合い、乗り越えてきた自衛官候補生達の表情は、自信に満ち溢れるとともに、候補生達の威風堂々とした立ち振る舞いが逞しく見えた。
 7月1日をもって2等陸士の階級が付与され、連隊及び職種に応じた部隊へと配属されて後期教育に臨む。
 自衛官としてさらに成長していく彼らの今後を応援したい。

第8高射特科群
 第8高射特科群(群長・栗田千寿1陸佐=青野原)は、6月下旬、駐屯地体育館において「令和5年度自衛官候補生課程修了式」を挙行した。
 式には、防衛協会青野原駐屯地連合会会長はじめ、各防衛協会会長、近隣地区の家族会会長、隊友会支部長、駐屯地OB会の青桜会会長、近隣地区の募集広報事務所長及び防衛モニターが参列した。
 式辞において群長の栗田1陸佐は、「自分ではきっと気づかないだろうが、君たちは、これまでとは違う、自衛官として必要な、そして自衛官の基礎となる、強さ・優しさを身につけてきている。今後もそれぞれの持ち場で輝き、頼もしい日本人、そして国民の負託に確かに応えられる頼もしい自衛官として活躍することを祈念する」と述べ、約3カ月の教育課程を終えた自候生を祝福した。
 式後、自衛官候補生は家族に対し、満面の笑みで本教育の思い出を語っていた。

後期教育開始!
「航空機の大きさに圧倒された」
<第1ヘリコプター団>
 7月3日、千葉県の木更津駐屯地において第1ヘリコプター団新隊員後期教育開始式が行われた。全国各地において新隊員前期教育を終えた隊員約20名が、同開始式に臨んだ。
 開始式は第1ヘリコプター団の主力機であるCH47チヌーク及びV22オスプレイを前に行われ、航空科最大かつ最前線部隊に配置された新隊員らは、不安の中にも希望に満ち溢れた表情であった。
 また、開始式において第1ヘリコプター団長(廣瀬敏彦陸将補)は、「実直」と「同期の絆」の2点を要望、「誠実に素直な気持ちで教育に臨み、学んだことの一つひとつを着実に積み重ねて力をつけていってもらいたい。また、ここに集う同期を大切にしてお互いを励まし合い・助け合って困難を乗り越えてもらいたい」と訓示を述べた。
 新入隊員の一人、小林拓真2陸士は、「目の前で見る航空機の大きさに圧倒されたと同時に、携われることへの嬉しさを感じた。機上整備員を目指しているため、精一杯教育に臨みたい」と抱負を語っていた。本教育は、9月上旬までの約2カ月間行われ、修了後には第1ヘリコプター団隷下の各部隊へ配置される。

第28普通科連隊
 第28普通科連隊(連隊長・長谷部浩司1陸佐=函館)教育隊は、6月28日函館駐屯地体育館にて修了式を挙行した。
 自衛官候補生は入隊以来自衛官として必要な資質を養い、基礎的知識、技能を修得し修了式に臨んだ。自衛官候補生らは教育において仲間同士切磋琢磨すると共に、同期の絆を育み協力して約3カ月間の教育を乗り越え自衛官らしい堂々とした姿を見せた。
 家族も我が子の凛とした態度と精悍な顔つきを見て厳しい教育を経て成長した姿に頼もしさを感じていた。指導部は時に厳しく、時に優しく我が子の様に育ててきた教え子の晴れ姿に目頭を熱くしていた。また、式典では担任官である長谷部連隊長から賞賛と励ましの式辞が贈られた。
 自衛官候補生は仲間達と共に乗り越えた約3カ月間の思い出と恩師の教えを胸に刻み、これから各職種に分かれての後期教育へ臨む。それぞれが同期との別れを惜しみつつも一人前の自衛官となるべく旅立った。

第7師団

 第11普通科連隊(連隊長・二宮充史1陸佐)及び第7特科連隊(連隊長・万波大介1陸佐)は6月、東千歳駐屯地において、それぞれ自衛官候補生課程修了式を執り行った。
 本修了式は、多数の来賓が参列するとともに隊員の家族も出席し、3カ月でひと回りもふた回りも逞しく成長した隊員の姿を見てもらった。
 6月24日に執り行われた第11普通科連隊の修了式において、二宮連隊長は20名の自衛官候補生に対し、「進んで難局に当たること、厳しい訓練や困難に遭遇した時にも支えてくれた同期の絆を大切にすることを忘れずに、第11普通科連隊で教育を受けたことを誇りとして、この3カ月をやり遂げた自分を信じ、それぞれの部隊で活躍することを期待している」と激励した。
 また、6月25日に執り行われた第7特科連隊の修了式において、万波連隊長は22名の自衛官候補生に対し、「諸君の周りには、必ず共に頑張ってくれる仲間がいる。一人では乗り越えられないことも、仲間と共に頑張れば、乗り越えられるということも諸君は学んだはずである。これからも、この同期、そしてこれから出会うであろう新たな同期・同僚との絆の強さを信じ、大切にしてもらいたい」と激励した。
 取材を受けた自衛官候補生は、「初めての集団生活で慣れないこともあったが、部隊長らの指導で乗り越えられた。災害派遣などで国民を助けられる自衛官になりたい」と決意を話した。
 自衛官候補生課程を修了した42名の新隊員は、各職種に分かれてそれぞれの駐屯地で開始される新隊員特技課程教育に参加し、部隊勤務に必要な特技(専門技術)について習得して、一人前の自衛官を目指す。


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