陸自航空学校(校長・伊東伸基陸将補=明野)では5月、TH-480Bの整備確認飛行において機長・丹羽3陸佐が無事故飛行5,000時間、副操縦士・小野1陸尉が無事故飛行1,500時間を同時に達成した。丹羽3陸佐(47)は、岐阜出身で操縦歴約21年のベテラン、小野1陸尉(36)は大分出身で独身の操縦歴約10年の中堅操縦士である。航空無事故として最高位の証を受章した丹羽3陸佐は、「これまで共に搭乗した先輩・後輩操縦士、航空機の安全確実な運航を支えて頂いた多くの業務に携わる隊員皆様の支えがあってのことです。この感謝の気持ちを忘れることなく引き続き無事故飛行を継続し、果敢に任務を遂行し得る操縦士でありたいと思います」と述べた。また、操縦を指導する立場へと変化していく目安となる1,500時間を達成した小野1陸尉は、「多くの上司、先輩、同僚、後輩及び整備、通信、管制、気象等多くの方々のご支援・ご協力があったことを忘れることなく、今後も安全第一で職務に邁進し、知識・技能の向上を図っていきたいと思います」と達成の喜びを語るとともに、更なる航空無事故飛行の継続を誓った。
※同面記事中の階級・役職等は実施当時 |