4月11日、第1特科隊長・佐藤恒昭1陸佐は、北富士駐屯地にて自衛官候補生の入隊式を挙行した。今回入隊した隊員は38名で、山梨県内から21名、栃木県内から17名の隊員を特科隊の教育隊で受け持つことになり、着隊から約2週間が経過するも1名の脱落者を出すことなく全員が入隊式を迎えることが出来た。
入隊式では、38名の代表である土屋候補生が自衛官候補生任命書を受け取り、38名全員で宣誓をすると、ひと回り逞しくなった息子の姿に驚いている入隊者父兄も散見された。
祝賀会食では、山梨県父兄会長からお祝いのお言葉に続き、候補生の代表として、中野候補生が、これからの教育に望む抱負と、自衛官として国民の負託に応えるよう頑張る姿勢などを述べると、父兄は短期間で立派になった候補生に更に驚かれ、自衛隊教育に関心を持った様子であった。
また、父兄会長から、今後何かあった場合の連絡調整、並びに、父兄会の活動のため父兄会に加入することの必要性について話しがあり、父兄も関心を示していた。
第1特科隊としては、入隊者が部隊に配置されるまで、役に立てる自衛官に育てられるよう創意工夫をした教育を実施していくとともに、父兄との連携強化にも留意していく。 |