南スーダン派遣施設隊(第8次要員)(隊長・山下博二1陸佐)は、9月29日~10月2日までの間、WFP(世界食糧計画)の要請により同施設周辺の道路整備を実施した。
WFP南スーダン事務所が所在する、同地域の道路は、市民生活に必要な道路であるものの処々崩壊し、雑木林で見通しが悪い上に、雨季を迎えて排水状況も悪く、通行が困難であったため、派遣施設隊へ整備が要請されたものである。
道路整備は、施設器材小隊及び現地の職員と協同作業で行い、ダンプ約80台分(約200)のマラム(赤土)を使用し、長さ約400m、幅約8mの道路の路面形成、転圧を実施して完了した。
活動終了日には、在南スーダン日本大使館の紀谷大使が視察に訪れ「本当に綺麗な道路に生まれ変わりました。WFPだけでなく近所の方々も笑顔で喜んでいます。ご苦労様でした」と労をねぎらうとともに、派遣施設隊、現地の子供達、WFP職員とともに記念撮影を行った。
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