防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   914号 (2015年9月1日発行)
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各地で夏のイベント
全国駐屯地開放夏まつり
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米子駐屯地
 第8普通科連隊(連隊長・小見明之1陸佐=米子)は、7月25日から26日の二日間、夏休みちびっ子大会を実施した。
 本行事は米子地区の小学生を対象として、防災をテーマとした体験学習で、災害にあった際如何にして自らの生命を維持し、ともに助け合っていくか「自助・共助」の精神が培われるよう企画された。自衛隊での体験を希望した子供会は、天幕展張、ロープワーク、救急法、野外炊事、地図判読等を体験した。
 本大会に参加した子供達は、天幕での宿泊や、ロープワーク、野外炊事での飯盒炊さん等みんなで助け合い、色んなことが学べてとても楽しかったと感想を述べ、保護者からも感謝の言葉があり、無事大会を終了した。
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国分駐屯地
 国分駐屯地(司令・若松純也1陸佐)は7月25五日、(市主催霧島市防犯少年少女のつどい)(夏休みちびっ子大会)を支援した。
 霧島市内の小学校五・六年生を対象とし、霧島市職員や各地域の役員等も参加して、躾指導や参加者の健全育成と自衛隊に対する理解と関心を高め親近感を醸成させ防衛基盤の拡充を図ることを目的として毎年実施されている。
 駐屯地の隊員は班長となり4つのグループを編成し、体験試乗、ロープ訓練体験、防犯講座、交通教育及びドッジボール等を実施した。
 当初、台風の影響が心配されたが、当日は晴天でちびっ子大会にはもってこいの日和となった。
 開会式では、防犯連合会長、霧島市長、市議会議長及び司令代理として業務隊長から激励の言葉があった。
 開会式後、さっそく各グループ毎に種目を行った。
 昼食は、自衛隊カレーでみんな「美味しい」と口いっぱいほおばっていた。
 昼からのドッジボールでは暑い体育館の中で元気にプレーしていた。
 最後に閉会式を実施して大会を終了した。
 事故なく終了した大会の成功を喜びながら皆、駐屯地を後にした。
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目達原駐屯地
 7月25〜26日、目達原駐屯地において、夏休みちびっ子大会を行った。
 開会式後、大型トラックの体験試乗及び装備品(UH—60J、UH—1J)の見学をし、ヘリコプターの座席に座って搭乗気分を味わった。夕方のオリエンテーリングでは、大縄跳びや風船割りを楽しみ、輪投げで点数を班ごと競い合った。
 また、ナイトハイクでは恐怖のあまり泣き出してしまう子供やリタイアする子供もいる中、ゴールした子供達は「怖かった〜」と言いつつも、達成感溢れる笑顔を見せていた。
 2日目の朝は、前日の疲れも見せずに元気に起床しラジオ体操の後、朝食のパンをペロリと平らげ、迎えに来たお父さんやお母さんの姿を見つけると笑顔で駆け寄って駐屯地を後にした。
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八戸駐屯地
 八戸駐屯地(司令・篠田光正1等陸佐)は、7月25日から26日までの間、駐屯地において夏休みちびっこ大会を実施した。
 大会には駐屯地周辺小学校の児童22名が参加し、体験搭乗、工作教室、AED教育、装備品装着体験及び花火を楽しんだ。特に工作教室では、誰よりも飛ぶペットボトルロケットを作ろうと、皆、真剣な表情で制作、大きな羽の付いたものや色とりどりの個性あるロケットが出来上り、発射実験を行った北訓練場には、ロケットが勢い良く飛んで行く度に、子どもたちの元気な笑い声が響き渡った。
 26日朝、大会を大いに楽しんだ児童は一様に「とても楽しかった!」と答え、夏休みの思い出とペットボトルロケットを大事に抱えて元気に帰宅し、夏休みちびっこ大会は大成功に終了した。
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復興支援イベントも
〈仙台駐屯地〉
 仙台駐屯地(司令・納冨中陸将補)は7月24日、仙台駐屯地夏まつりを開催し約8500人の来場者で賑わいをみせた。
 メイン会場では、あいにくの雨模様でアトラクションの一部が中止となったが、曹友会主催のちびっ子フェスティバルや駐屯地カラーガード倶楽部による演技、特科隊の隊員によるすずめ太鼓の演奏、盆踊り大会などが行われ、雨を吹き飛ばす勢いで大いに盛り上がった。
 同時に開催されたコミュニケーション教育協会による『復興支援イベント〜繋ごう明日へ』の会場には総理夫人が見えられ、災害から立ち上がろうとする事業者や復興支援に関わる方々を激励するとともに、今後の復興のあり方等に関するトークショーにも参加され大いに盛り上がった。
 祭りの最後は待ちに待った花火大会が実施され色とりどりの打ち上げ花火が夜空に大輪の花を咲かせるたびに観客は歓声をあげ手を叩いていた。フィナーレは、東日本大震災等で亡くなられた方々に対する慰霊・鎮魂の花火が打ち上げられ、人々は夜空に手を合わせ平成27年度駐屯地夏まつりの幕を閉じた。
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"サマーフェスタ"
〈高田駐屯地〉
 7月25日、陸自高田駐屯地でサマーフェスタを開催した。昨年度までは8月1週目の平日に夕方から夜にかけ「盆踊り大会」として実施していたが、より多くの隊員家族を招待し、各部隊計画の「家族支援」と行事を楽しんでもらうため、7月下旬の土曜日(夏休み期間)に設定し、「駐屯地サマーフェスタ」と改名してグレードアップ。地元高校軽音楽部、新潟地元アイドルのコンサート、地元フラダンスチームの演舞等を実施し、地域と来客者との交流を通して、「地域とともにある駐屯地」の具現化を図った。駐屯地は15時から一般開放し、キッズパークや売店コーナーなどでにぎわい、休日ということもあって約1200名と多くの来場者が訪れた。
 また恒例の中隊等対抗の盆踊り大会も「サマーダンス」と名称を変え、盆踊り曲「サンバ上越市民歌」「春日山節」「越後いたこ」の3曲に加え、自由曲を取り入れ、各中隊の名誉をかけ優勝を争った。結果は、第2普通科連隊第1中隊が自由曲「3代目j Soul brothers」を選曲し、プロ顔負けのダンスを披露して優勝を勝ち取った。サマーダンスは、各中隊が奇抜な仮想や滑稽な踊りを披露し、終始会場には笑いと歓声が沸き起こり、地域住民と隊員家族が楽しい夏のひとときを過ごした。
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「音楽と花火の夕べ」
〈山口駐屯地〉

 恒例となっている「音楽と花火の夕べ」を今年も8月8日に山口駐屯地(司令・山口真司1陸佐)と宮野商工振興会(会長・矢冨洋司)との共催で開催した。当日は約13000人の市民が来場、会場内では山口大学生及び山口県立大学生によるよさこい演舞や市民によるバンド演奏、第13音楽隊と山口駐屯地音楽部による音楽演奏や山口駐屯地維新太鼓部による和太鼓演奏が行われた。そして来場者によるカウントダウンで花火が打ち上がると駐屯地は歓喜の渦に!一夏の思い出に残るイベントとなっている。

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工夫をこらした各種催し物
〈姫路駐屯地〉

 8月4日、姫路駐屯地(司令・大津勝利1陸佐)において、「姫路駐屯地納涼行事」を開催した。盆踊りはもちろん、姫路駐屯地太鼓部「白鷺太鼓」の演奏、姫路のご当地アイドル「KRD8」(ケーアールディーエイト)のライブ、隊員有志で結成されたバンドチーム「中尾バンド」の演奏、同じく隊員が結成したお笑いコンビ「スイカボーイズ」の大爆笑(<CODE NUMTYPE=SG NUM=6DAF>)コント等々、数々の催し物があったがどれも大盛況であった。
 行事の最後を彩る打上げ花火に、来場者も足を止め、夜空に咲き乱れる大輪の花々を見上げながら大喝采をおくっていた。天候にも恵まれ、6312名もの来場者があり行事は大盛況のうちに幕を閉じた。

(この面、各部隊長名等は実施当時)


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