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さっぽろ雪まつりで広報
〈札幌地本〉 |
札幌地本(本部長・岡本浩1陸佐)は、2月5〜11日、札幌市で開催された「第66回さっぽろ雪まつり」で広報活動を行った。さっぽろ雪まつりは、冬を代表する一大イベントで、「大通」、「つどーむ」、「すすきの」の市内3会場に大小204基の雪氷像が制作され、開催期間の7日間で国内外から235万人が訪れた。大通4丁目と8丁目会場に自衛隊が制作した大雪像2基は精巧かつ壮大で観客の度胆を抜いた。大通6丁目会場には、「陸上自衛隊・雪まつり広報ブース」が設置され自衛官候補生募集チラシの配布、パネル・ポスターを展示し自衛官募集をPRした。
また、「つどーむ」会場に開設した札幌地本広報ブースでは、自衛官候補生募集チラシの配布及び募集DVDの上映等を行った。ブース前に地本キャラクター「モコ」が登場すると大勢の子供達から「可愛い!」と言って抱きつかれたり、握手するなど親子連れに周囲を取り囲まれ広報ブースは大いに賑わった。 |
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第2音楽隊が高校生と合奏
〈旭川地本〉 |
旭川地本(本部長・川嶋幾夫1陸佐)は、1月31日、旭川市民文化会館で旭川農業高校吹奏楽部及び深川東高校吹奏楽部と第2音楽隊(隊長・富田淳子1陸尉)との合同コンサート「ウインターコンサート〜スクールバンドとともに〜」を開催した。本コンサートは、音楽を通じて地域と自衛隊の絆をより強いものにすることを目的として行っており本年で12回目の開催となる。当日は、来年度入隊予定者とその家族や旭川地本管内の自治体及び各協力団体の方が会場に訪れた。
コンサートは2部構成で行われ、第1部は地元高校の吹奏楽部と第2音楽隊がそれぞれ単独演奏を披露し、第2部では、高校生と第2音楽隊の総勢72名による迫力ある合同演奏が行われ、「アナと雪の女王」や「恋のカーニバル」など併せて11曲を演奏した。アンコールでも様々な演出による演奏が行われ、会場内は感動と笑顔に包まれた。最後には、元気よく演奏してくれた高校生と第2音楽隊に盛大な拍手が送られコンサートは幕を閉じた。
旭川地本は、「今後も地域と自衛隊の架け橋として様々なイベントに取り組んでいく」としている。 |
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歌姫・三宅3海曹が花を添える
海東音と警察の音楽隊がコラボ 〈岡山地本〉 |
1月10日、岡山県倉敷市のイオンモール倉敷で行われた岡山県警主催の「110番の日」イベントで海自東京音楽隊と警察音楽隊の合同演奏会が催された。演奏会では岡山県倉敷市出身の三宅由佳莉3海曹が美しい歌声で花を添えた。
このイベントは岡山県民に自衛隊及び警察をより身近なものに感じてもらい、災害救助以外の側面からもその協力関係をアピールするとともに、双方の業務に対する理解と協力を得ることを目的として実施された。
岡山地本長・松尾幸成1陸佐は、イベントの冒頭で「自衛隊と警察両組織が協力して災害救援を行うときは、互いの連携、絆が大切ですが、今回のイベントも三宅3曹と岡山県警音楽隊メンバーの絆によって実現しました。岡山が人と人の絆を大切にする安心安全な街であり続けることを願いつつ、音楽を楽しみましょう」と挨拶した。自衛隊の歌姫として知られる三宅由佳莉3曹は両音楽隊の伴奏でディズニー映画「アナと雪の女王」の主題歌「レット・イット・ゴー」など3曲を披露。集まった約2500人から大きな拍手が送られた。 |
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呉・江田島で研修
退職隊員雇用企業主等参加
〈高知地本〉 |
高知地本(本部長・幸野英明1陸佐)は、退職自衛隊員雇用企業主等9社9名に対し、2月9日、10日の2日間、海上自衛隊呉基地、同江田島基地において部隊等研修を実施した。
研修初日、最初の見学地である広島県呉市の海上自衛隊呉地方総監部では、援護業務課担当幹部の支援を受け、訓練支援艦「くろべ」の見学を実施した。艦長による概況説明の後、甲板において76ミリ速射砲とミサイル訓練射撃支援の説明を受けた。参加者のなかには尖閣諸島の現状について艦長に質問される方がおられ、関心の高さが伺えた。その後、同市内において広報施設「てつのくじら館」及び「大和ミュージアム」の見学を実施した。
研修2日目は、江田島市にある海上自衛隊第1術科学校の見学を実施した。広報幹部の案内により大講堂、教育参考館、高松宮記念館等を見学。研修終了後、参加者からは「初めて参加したが、とても参考になった」「また機会があったら呼んで欲しい」などの意見があった。
高知地本は「自衛隊に対する理解を深めてもらうという目標は達成できたと思う。今回の研修が無事終了できたのは、本研修にご協力をいただいた海上自衛隊関係各所の皆様のおかげです」としている。 |
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国立大で募集説明会
幹部候補生の魅力をアピール
国家公務員試験説明会も
〈香川地本〉 |
香川地本(本部長・重信勝利1陸佐)は、2月17日に国立大学法人香川大学で幹部候補生募集説明会を実施した。また、同19日には大臣官房秘書課による国家公務員採用一般試験説明会を支援した。
17日は、陸自第15普通科連隊所属のカレッジリクルータ塩原3陸尉を講師とし、自己の学生生活や志願に至った経緯、現在の業務等を分かり易く10数名の学生に説明した。学生からは自衛隊の訓練・職務に関する質問のほか、運動経験がなく体力を伴う訓練等に適応できるか等具体的な質問が出され、より自衛隊を身近なものと感じさせることができた。
19日には、大臣官房秘書課等が実施する防衛省職員の事務官・技官の業務の概要に係る説明会を支援した。約10名の参加者の約8割が女性の参加者であり、ほとんどの学生が17日の自衛官募集説明会には参加していない学生であった。説明後の車座での意見交換では自衛官と事務官等との業務の関連性や、女性の活動状況、転勤、育児等様々な質問が多数交わされ、設定時間では終了しないほどの盛り上がりをみせた。
香川地本は、「今回大臣官房秘書課等が実施し好評であった意見交換会の手法も今後取り入れながら、防衛省・自衛隊の人的基盤の充実に取り組んで行きたい」としている。 |
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新庄雪まつりで広報
〈山形地本〉 |
山形地本新庄地域事務所(所長・鈴木1陸尉)は、2月14日、15日の両日、山形県新庄市で行なわれた「新庄雪まつり」において広報展を行った。この催しは、最上地域唯一の雪まつりとして新庄青年会議所が主催し毎年行われているもので、今年で44回目を数え、会場となった新庄市ふるさと歴史センター特設会場には、楽しみにしていた多くの市民等が訪れた。
自衛隊からは、雪像制作支援に、第20普通科連隊第一中隊の隊員20名が2週間にわたり協力し、迫力あるメインの雪像と滑り台を制作し、来場者を魅了するとともに雪まつりを盛り上げた。
新庄地域事務所は、自衛隊広報コーナーを設置、募集グッズや募集用パンフレットの配布などを行い市民と触れ合いながら募集広報を行った。来場者からは、「あの雪像は自衛隊さんが作ったんですか」「とても素晴らしい雪像ですね。毎年、迫力ある雪像を作ってもらい楽しませてもらっています」と笑顔で話す声が聞かれた。新庄地域事務所は、「今後も部外イベント等に積極的に参加して、地域に根ざした広報活動を実施し自衛隊の募集広報に努めていきたい」としている。 |
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