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903号 (2015年3月15日発行) |
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雪月花 |
ガラケー復活それ見たことかと老人会(朝日川柳)。従来の携帯電話「ガラケー」に復活の兆しが見えているらしい。一方で筆者は数年前からスマートフォンに乗り換えようかと必死に悩んでいる。若い人たちが辞書に使い地図にも使いゲームも楽しんでいる、電車に乗れば座っている人の10人中8人はスマホをいじっている。新し物好きの同級生は早々にスマホを買い求めたが生来のメガ音痴でもあり取り説を使いこなせず腹を立てて放り投げたそうだ。またある知人はスマホとガラケー両方持っていないと不便だとも言う、こんな話を聞くものだから益々悩んでしまうのだ。家の者は、電話ができてメールができて写真が撮れればいいじゃないか、呆け防止のためにも新しいものには挑戦すべきです、そのうちいろんな機能も使えるようになるからと勧めてくれてはいるが。それにしても街に電車の中に広がるスマホはなんともすさまじい。歩きスマホにぶつかったことは数しれない。スマホの利用は大半がゲームだと言われているので所詮お釈迦様の手の平のなかの孫悟空みたいなものでそこから外へ広がらない、自分自身のオリジナル性はないのではないか?ゲームだけで満足しているのならそれはそれでいいのかも知れないが。先ごろの新聞によると女子高生はスマホに1日7時間費やするそうだ、調査した1213人のうち約1割の答えには15時間以上ともなっていた、いつ寝ていつ勉強するのだろう。(所谷) |
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