南スーダン派遣施設隊第8次要員(隊長・山下博二1陸佐)は、10月3日、国連トンピン地区内の派遣施設隊宿営地において派遣先の子供達との交流を目的として、ジュバ市内孤児院の子供達(約50名)とジュバ市役所文化青年スポーツ課職員を招き「南スーダンの子供達との集い」を行った。この集いにおいては、日本の伝統的遊び、派遣施設隊の食事、派遣施設隊の踊り及び孤児院の子供達の踊りや歌が披露された。
本集いの中で、派遣施設隊に日本から贈られてきた手作りのブローチが孤児院の子供達に山下隊長と女性隊員から手渡された。この手作りのブローチは、青森県十和田市在住の自衛隊OBである小山田貢三氏(81歳)から、「南スーダンでの交流の場において使ってください」と、山下隊長宛に手紙とともに送られてきたものである。小山田氏は、これまでにも自衛隊の国際任務、国内での災害派遣などの派遣部隊に「自衛隊の円滑な活動に少しでも役立ててもらいたい」と真心の込もった手作りのブローチを贈呈している。
手作りのブローチを手渡された子供達は、早々に袋から取り出し、お互いにブローチを着け合って満面の笑みを浮かべていた。
「南スーダンの子供達との集い」は、手作りブローチプレゼントのサプライズもあり、とても和やかな雰囲気で盛会のうちに終了した。 |