玉浦小1年 小林ゆうと様
5月13日、岩沼市民会館前で「自衛隊への入隊案内書」を手渡してから、もう1ヵ月以上が経ちます。その後、元気にしていますか。友達はたくさんできましたか。
3月13日、岩沼市に出動し、活動し始めてから2ヵ月経った頃、ゆうと君は、新聞に「おおきくなったらじえいたいになります」と我々にメッセージをくれました。このメッセージを見て我々自衛隊の隊員みんなが勇気づけられ、被災して困っている人のため、岩沼の皆さんのために頑張ろうと団結できました。本当にありがとう。
ゆうと君が早く大きくなって自衛隊に入隊し、一緒に日本のために仕事ができる日を隊員一同待っています。心、体ともに健やかに成長してくれることを祈っています。
ご家族の皆様
前略
5月8日の産経新聞のコラム「被災地からのメッセージ」におけるご子息のメッセージは、我々隊員にとって何より励みになる言葉でありました。被災された皆様方が、「一日も早く元気を取り戻せるよう微力ながら力添えを」と隊員一同活動しておりましたが、ご子息様のメッセージは逆に我々に力を与えて下さいました。野営地となった船岡駐屯地に貼り出された新聞の切り抜きを隊員一同食い入るように見て勇気をもらい、毎日の任務に立ち向かう事ができました。隊員を代表し深く御礼申し上げます。
岩沼市全体が復興を成し遂げる最後の日までお手伝いできず心苦しい限りではありますが、岩沼市が一日も早く復興を成し遂げ、震災が与えた皆様の傷が一日も早く癒されますよう、遠く三重県の地よりお祈りしております。
草々
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