航空自衛隊千歳基地の研修が６月12、13日の両日行われ、基地に所在する12部隊のうち、１日目は第２航空団、千歳救難隊、第３高射群、千歳管制隊の装備品や訓練展示を見学した。２日目には特別航空輸送隊による、政府専用機の機内外見学および体験搭乗を実施した。また機体の異常発生による海上脱出を想定した緊急対処訓練では、客室乗組員と乗客が実際に救命用具を身に付け、安全を確保するまでの流れを緊迫した空気の中、真剣に行った。

　写真＝��政府専用機内の見学および訓練取材を終え、降機する見学者と記者たち
　　　　��総理大臣の打ち合わせにも使用される会議室。椅子の手元はライト
　　　　�燕q空自衛隊女性自衛官によるミールサービス訓練
　　　　

　防衛大臣は13日、ゴラン高原国際平和協力業務実施計画等に基づき、Ｕ−４による本邦からイスラエルの間の物資の航空輸送に関する国際平和協力業務の実施について自衛隊行動命令を発出しました。
　概要は以下のとおりです。

１　自衛隊は、ゴラン高原国際平和協力業務を実施する。本業務の実施に当たり、空輸隊等を編成する。

２　任務
　ア　自衛隊の行う国際平和協力業務に係る物資の航空輸送
　イ　ゴラン高原国際平和協力隊のための物資の航空輸送

３　使用航空機
　　Ｕ−４　２機（うち１機は本邦待機）
　　Ｃ−130Ｈ　１機（本邦待機）

４　目的地
　　イスラエル国

５　実施期間
　　平成19年６月16日（土）〜同月24日（日）（標準）

（参考）
　本航空輸送は、陸上自衛隊の各ゴラン高原派遣輸送隊に対して１回の割合で定期的に実施しているものであり、今回が23回目となる。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜防衛省＞

　防衛省では６月14日、環境月間のイベントの一環として『エコツアー』が行われ、職員・隊員など約100人が参加した。
　参加者はこのツアーで、省内全体の設備機器の管理を行う中央監視室やボイラー室、ゴミ処理室などを見学、省エネに係わる設備の基礎的な知識について説明を受けた。冷暖房設備の仕組みや太陽光発電などハード面での省エネについて研修すると同時に、参加者が個人や職員としてどのような協力ができるかを身をもって学べる貴重な機会となったようだ。
　平成18年度、防衛省では温室効果ガスの７％削減目標を達成している。今年度の削減目標は８％。エコツアー担当者は、「職員個人個人の協力がないと（削減目標を）達成できない。こうしたイベントを通して、皆さんの協力が無ければ効果が上がらないと実感してもらい、職員の意識がまとまってもらえれば」と話している。

　写真��＝設備管理の中枢である中央監視室での見学
　写真�堰＜Sミ処理室で「再資源へつなげる意識を持って欲しい」と話す担当者

１　訪問者
　　北大西洋条約機構国会議員会議（NATOPA）経済・安全保障委員会（ESC）委員会
　　　ジョン・シューエル（MR.John SEWEL）以下20名

２　訪問日程
　　平成19年６月13日（水）
　　　　16時〜16時20分　大臣表敬

３　訪問目的
　　表敬等

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜防衛省＞

＜日　時＞　７月７日（土）　１０時〜１３時３０分
＜場　所＞　稚内分屯基地（北海道稚内市）
　　　　　　　※当日、一般の方々の車両は旧正門をご利用下さい
＜主な行事＞
　装甲車体験搭乗、オートバイドリル、山頂見学ツアー、プレイランド・模擬店開催、自衛隊装備品展示

＜問い合わせ先＞
　分屯基地広報　TEL 0162-23-5377(内線404)

＜日　時＞　７月１日（日）　駐屯地開放：９時〜15時30分
＜場　所＞　島松駐屯地（北海道恵庭市）
＜主な行事＞
　・記念式典（10時〜）
　・展示飛行
　・装備品展示（90式戦車、89式装甲戦闘車　ほか）
　・ふれあい広場(音楽隊演奏、ストラックアウト大会、チャリティーバザーなど）
　
　　※抽選でヘリ体験搭乗券が当たります（日時等は後日、当選者に連絡いたします）

＜問い合わせ先＞
　島松駐屯地広報班　TEL:0123-36-8611(内線5250/5251)
　ホームページ　http://www.mod.go.jp/gsdf/nae/nadep/dep.html

＜日　時＞　６月２３日（土）　開放時間：８時３０分〜１５時
＜場　所＞　留萌駐屯地（北海道留萌市）
＜主な行事＞
　記念行事、祝賀飛行、観閲行進、音楽演奏、訓練展示（模擬戦）
　　その他、装備品展示や模擬売店などの催し物も充実しています！

＜日　時＞　６月17日（日）　８時30分〜15時
＜場　所＞　陸上自衛隊岩手駐屯地（滝沢村一本木）
＜主な催し＞
　記念式典・観閲行進（10:00〜11:15）、訓練展示（11:30〜12:00）、戦車等体験搭乗、音楽演奏など

＜問い合わせ先＞
　岩手駐屯地　TEL 019-688-4311(代)

　・また、岩手駐屯地は創設50周年を迎え、「岩手駐屯地50年の軌跡と飛躍」をテーマに駐屯地の足跡を多数の写真でたどる記念誌を発刊します。内容は４部構成 ― 第１部：回想（歴代駐屯地司令による回想）、第２部：軌跡（未公開写真で辿る半世紀の足跡）、第３部：飛躍（駐屯地部隊、OB会、各協力団体の紹介）、第４部：資料編（年表、装備・服装・施設の変遷等、資料も豊富）
　・発売予定：12月頃予定（ご注文は10月末まで！）
　・問い合わせ先　　TEL 019-688-4311(内線367)　駐屯地司令業務室まで
　

＜日　時＞　６月１７日（日）　９時〜１５時３０分
＜場　所＞　陸上自衛隊真駒内駐屯地（札幌市南区真駒内17番地）
＜主な催し＞
　記念式典、観閲行進、模擬戦、広報コーナー、装備品展示など

＜ホームページ＞　http://www.mod.go.jp/gsdf/nae/11d/
＜問い合わせ先＞
　第11師団司令部広報室　TEL 011-581-3191(内線2214)

　海上自衛隊は、次により大韓民国海軍の訪日に伴うホストシップの派出及び大韓民国海軍との捜索救難共同訓練を実施します。

１　大韓民国海軍艦艇の訪日に対するホストシップの派出
（１）期　間
　　　平成19年６月21日（木）〜６月23日（土）
（２）寄港地
　　　佐世保
（３）訪日海軍艦艇等
　　　指揮官：第51戦隊長　海軍大佐　リー・キョンチャン
　　　艦　艇：駆逐艦「DAEJOYOUNG」（デジョヨン）
　　　　　　　駆逐艦「KWANGGAETO THE GREAT」（クワンゲトデワン）
　　　　　　　艦載ヘリコプター（LYNX）×２機
（４）ホストシップ等
　　　指揮官：第８護衛隊司令　１等海佐　杉原 耕二
　　　ホストシップ：護衛艦「さみだれ」「うみぎり」

２　日韓捜索・救難共同訓練
（１）期　日
　　　平成１９年６月20日（水）
（２）訓練海域
　　　済州島東方海域
（３）訓練統制官
　　ア　海上自衛隊：第８護衛隊司令　１等海佐　杉原 耕二
　　イ　韓国海軍：第51戦隊長　海軍大佐　リー・キョンチャン
（４）
　　ア　海上自衛隊：護衛艦「さみだれ」「うみぎり」
　　　　　　　　　　ＳＨ−60Ｊ×２機
　　　　　　　　　　Ｐ−３Ｃ×１機
　　イ　韓国海軍：駆逐艦「DAEJOYOUNG」（デジョヨン）
　　　　　　　　　駆逐艦「KWANGGAETO THE GREAT」（クワンゲトデワン）
　　　　　　　　　艦載ヘリコプター（LYNX）×２機
（５）主要訓練項目
　　　捜索・救難訓練等

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜海上幕僚監部＞