11月18、19の両日に日本武道館で開催される「平成23年度自衛隊音楽まつり」の一般公募が開始された。陸海空自衛隊音楽隊をはじめ自衛太鼓や在日米陸軍軍楽隊など約1000名が出演し、「愛、希望、勇気 今を越えて、その先へ」をテーマに華麗なマーチング演奏を披露する。往復はがきとインターネットで受け付けており、公募期間は10月12日まで。詳細は陸上自衛隊ホームページ(http://www.mod.go.jp/gsdf/fan/music_festival/index.html)で確認を。 公募期間内はインターネットのバナー広告や動画配信サイト、東京メトロ電車内のモニターで音楽まつりの告知動画が放映されている(東京メトロは9月18日まで)。
防衛副大臣、政務官の着任行事が9月6日、防衛省で行われた。副大臣には渡辺周氏(衆院静岡6区、当選5回、49歳)が就任。政務官には下条みつ氏(衆院長野2区、当選3回、55歳)、神風英男氏(衆院埼玉4区、当選3回、49歳)がそれぞれ就任した。写真=防衛省で行われた栄誉礼・儀仗(左から渡辺副大臣、下条政務官、神風政務官)
松本大輔、広田一両政務官の離任行事が9月6日、防衛省で行われた。両氏は慰霊碑への献花や栄誉礼・儀仗に続き、儀仗広場から正門まで並んだ自衛官らから盛大な拍手を受けながら防衛省をあとにした。 写真=(左から)儀仗隊を巡閲する松本政務官、花束の贈呈を受ける広田政務官
政府は9月5日午後、臨時閣議で副大臣・政務官人事を決定し、防衛副大臣に渡辺周衆議院議員、政務官に下条みつ、神風英男の両衆議院議員がそれぞれ就任した。小川防衛副大臣の離任行事は同日、防衛省で行われ、慰霊碑への献花と儀仗隊による栄誉礼・儀仗のあと、小川副大臣は盛大な見送りを受けながら防衛省をあとにした。写真(左)=儀仗隊を巡閲 (右)=花束を受け取り笑顔を見せる小川前副大臣
野田内閣が発足したことに伴い、新防衛大臣に一川保夫(いちかわ・やすお)参議院議員が就任した。一川防衛大臣は9月5日午後、防衛省・自衛隊の高級幹部が出迎える中、防衛省A棟正面玄関に到着、儀仗隊による栄誉礼を受けた。次いで、殉職隊員慰霊碑への献花、講堂で初訓示のあと、北澤前大臣と事務引継ぎが行われた。写真(左)=特別儀仗隊を巡閲(中)=A棟講堂で初訓示(右)=大臣室で事務引継ぎを行う一川大臣=左側=と北澤大臣
新旧防衛大臣の離着任行事が9月5日、防衛省で行われた。北澤前防衛大臣は離任式で挨拶するとともに、中江事務次官から温かい送別の辞を受けた。最後に儀仗隊から栄誉礼を受けた後、多数の自衛官から見送りを受ける中、防衛省をあとにした。写真=(左)離任式に先立ち、メモリアルゾーンで献花 (中)講堂で最後の挨拶を行った (右)盛大な見送りを受ける北澤前大臣
「防災の日」の9月1日、空自入間基地で首都直下型地震を想定した広域医療搬送訓練が実施された。被災地から集められた広域搬送拠点臨時医療施設(SCU)でDMATが応急手当やトリアージを行い、その後、自衛隊機で高松空港に搬送するまでを訓練した。写真=(左)患者を適切に収容するため、CH−47乗員が注意事項を説明 (中)高松空港に向かうC−1に器材等を乗せるDMAT (右)視察する小川防衛副大臣=左から3人目
平成23年度の富士総合火力演習が8月28日、陸自東富士演習場で一般公開された。総火演には富士教導団をはじめとする部隊を中心に隊員約2400人が参加。陸自の主要装備品を実演を交えて紹介するとともに、普通・特科・機甲などが共同で戦闘様相を展示し、来場した約2万4000人を魅了した。
君塚陸幕長の着任行事に先立ち、火箱芳文前陸幕長の離任式が8月5日に行われた。火箱前陸幕長は平成21年3月陸幕長に就任、「強靭な陸上自衛隊の創造」を目標として掲げ、職務を遂行した。陸幕長として儀仗隊から最後の栄誉礼を受けた後、隊員らの盛大な見送りを受けるなか防衛省を後にし、37年間の勤務を終えた。
8月5日付で第33代陸上幕僚長に就任した君塚栄治陸将の着任行事が防衛省で行われた。君塚陸幕長は着任式で、「国家の緊急事態における最後の砦となるべく“リアリティある陸上自衛隊”を目標として、全身全霊を捧げる覚悟だ」と決意を述べた。“リアリティある陸上自衛隊”とは「常に現実的に物事を考え、与えられた任務を遂行できる存在感ある組織」とし、最後にこの目標に向かって一層精進努力するよう隊員に要望して着任の辞を終えた。君塚陸幕長は、前職の東北方面総監として東日本大震災で統合任務部隊を指揮した。