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創立64周年記念行事
〈秋田駐屯地〉 |
秋田駐屯地(司令・前島政樹1陸佐)は、9月18日、駐屯地創立64周年記念行事を盛大に行った。
本年度は、過去最高9,200名以上が来場し、自衛隊及び秋田駐屯地に対する関心の高さを伺うことができた。
当日は、天候にも恵まれ、観閲式において前島駐屯地司令は、「我々隊員一同、今後も厳しい訓練を重ね、物心両面の即応態勢を堅持し、あらゆる任務に即応・完遂し得る部隊を育成するとともに、秋田の郷土部隊として、美しい自然と伝統を愛する気持ちを忘れず郷土を守り、信頼される駐屯地となりえるよう、「一層精進する所存であります」と式辞を述べた。
続いて佐竹秋田県知事をはじめ、秋田県選出国会議員から、秋田駐屯地に対する信頼と強い期待が込められた祝辞をいただくとともに、観閲行進においては、威風堂々の徒歩部隊の行進に引き続き、軽装甲機動車、戦車等の車両部隊が迫力ある行進を観客に披露した。
観閲式終了後は、10両のオートバイによるスピード感溢れるバイクドリルが行われ、続いて駐屯地竿燈部による竿燈が演技された。演技途中で前島駐屯地司令が「囃し方」に飛び入り参加し、見事なバチさばきを披露して、観客から大きな声援があがった。
訓練展示では、敵の陣地を攻撃し、確保するまでの一連の動きを展示し、戦車の空砲、砲迫の弾着音が大きく響き渡るたびに、観客から驚きと大きな歓声が上がった。また、装備品展示、写真パネル、試乗、陶芸、カレーコーナー、キッズ広場、青空売店、地域活動発表等の全てのイベントコーナーも大盛況となり、隊員と地域の信頼醸成と自衛隊への理解を深めることができた。 |
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第71回国民体育大会協力
〈岩手駐屯地〉 |
岩手駐屯地(司令・柳裕樹1陸佐)の各部隊は、10月1日から11日までの間、岩手県各市町村を会場に行われた「第71回国民体育大会 2016希望郷いわて国体」に協力した。
駐屯地は、協力依頼を受けた3競技に対して全面的に協力し、盛岡市を会場に行われたカヌースプリント競技では審判艇や救助艇の操船を担当するとともに、奥州市ではカヌーワイルドウォーター・スラローム競技において救助、安全確保にあたった他、馬術競技の障害物設置や、馬場の整備等を担当した。また、釜石市ではトライアスロン競技の通信業務や安全確保にあたる等、選手が持てる力を存分に発揮できるよう大会開催前から各種競技の準備に万全を図り大会を陰で支えた。
隊員らはオール岩手の一員として全国から訪れた方々に感動を与えられるよう全力で協力し、成功裏に幕を閉じた復興の象徴となる希望郷いわて国体の一翼を担った。 |
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陸海空自衛隊福井市中パレード支援
〈福井地本〉 |
自衛隊福井地方協力本部(本部長・村上健悟1海佐)は、10月1日、福井市中心部を走るフェニックス通りにおいて実施された、陸海空自衛隊市中パレードを支援した。
今回で4回目となるパレードは、福井市中パレード実行委員会(福井県経済団体連合会会長・川田達男氏)が主催し、鯖江駐屯地をはじめ石川、愛知、京都、滋賀など近隣府県の陸海空自衛隊9個部隊約200人と車両28両、航空機4機が参加した。
実行委員会副委員長(福井商工会議所副会頭・吉田敏貢氏)の開式の辞を皮切りに約2万8千人が見守る中、小松基地所属のF-15J戦闘機4機が3回にわたりパレード上空を飛行、その後、舞鶴音楽隊の演奏と観客の拍手に合わせ徒歩部隊、車両部隊が威風堂々と行進し、沿道から熱い視線が注がれ、終始にわたり「自衛隊がんばれ!」などの声援が飛び交った。
パレードに先立ち、稲田防衛大臣から来場者へのメッセージとして「激変する時代の流れに合わせ、任務が多様化・複雑化する中にあっても、自衛隊の各部隊は、伝統を堅持しつつ、時代の変化に対応できるよう、伝統と創造の精神で、引き続き、我が国を防衛するという任務を遂行できるよう、日々厳しい教育と訓練を重ねて参ります。国の防衛は国民の皆様の理解なくしては成り立ちません。本日ご来場の皆様におかれましては、今後とも、防衛省・自衛隊に対する一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます」と披露されると、観衆からどよめきと歓声が上がり、盛大な拍手が送られた。
また、特別ゲストとしてリオオリンピック競歩の銅メダリスト荒井3陸尉(福井工業大学卒)も駆けつけ、パレードに花を添え会場を沸かせた。 |
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創立63周年記念行事
〈福島駐屯地〉 |
福島駐屯地(司令・浅賀政宏1陸佐)は10月1日、駐屯地創立63周年記念行事を挙行し、約4,000名を超える来場者が訪れた。
式典で浅賀司令は、「震災、台風、火山など災害にも迅速に対応できるように、技術や心身を磨いて国民の安全・安心を守る」と式辞を述べた。また、国会議員亀岡氏及び金子氏から温かい祝辞をいただいた。
また観閲行進では多くの来場者の前で堂々と行進を行うとともに、空地連携を図った訓練展示により自衛隊の力強さをアピールした。併せて各ブースでは、体験搭乗やチビッコ広場など、多くの催しもので来場者をもてなすとともに一糸乱れぬファンシードリルの統制された演技により観客を魅了した。
来場者からは、「迫力のある訓練展示がすごかった」「装甲車に乗れて貴重な体験ができました」など自衛隊を身近に触れ満喫する家族連れなどで賑わった。 |
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到津の森公園で車両展示支援
〈40普連〉 |
第40普通科連隊(連隊長・淺田健1陸佐)は、10月2日、到津の森公園で行われた「到津の森(秋のちからまつり)」に車両展示支援を行った。
本イベント支援は今年で2回目で、毎年自衛隊車両は大人気であり、来場者は、展示したLAV(軽装甲機動車)及び高機動車をバックに、記念撮影等を行った。
また、同会場には自衛官募集ブースを設置して自衛隊をアピールし、来場した子供達と記念撮影を行う等、楽しい一時を過ごした。 |
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創立64周年記念行事
〈今津駐屯地〉 |
10月16日、秋晴れの下、今津駐屯地(司令・伊藤忠2陸佐)において、滋賀県知事、各自治体の長、滋賀県議会議員、協力諸団体等多くの来賓の臨席及び周辺地域の住民約3,300名の来場を得て、今津駐屯地創立64周年記念行事を挙行した。
伊藤司令は、式辞で「地域とともに歩む駐屯地として、防衛・警備任務はもとより、災害派遣や国際平和協力活動等如何なる事態へも即応せよ」また、「事に臨んでは一致団結し、互いに信頼し合い、共に鍛錬を重ね、強く逞しく、常に前へ、そして更に前へ進んで行こう」と力強く述べ隊員の士気を鼓舞した。
行事は、一糸乱れぬ観閲行進の後、駐屯する2コ戦車部隊を主力として訓練展示が行われ、爆音轟く実戦さながらの攻撃戦闘にスタンドを埋め尽くした来場者からは、どよめきと割れんばかりの拍手が送られた。その後、戦車試乗、装備品展示、子供広場等の様々な催し物が行われ、暖かい笑顔に包まれて本行事は盛会裏に終了した。 |
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