〈8普連〉
第8普通科連隊(連隊長・小見朋之1陸佐=米子)は、11月16日、日光演習場において平成27年度連隊持続走競技会を実施した。統裁官(連隊長・小見1佐陸)は開会式で、「中隊の総力を発揮せよ」「安全管理」の二つを要望し競技が開始された。競技は、武装による分隊断郊走(10名)と個人断郊走に分かれて行われ、中隊・分隊対抗を競い合った。
隊員達は、重い装具と激しい高低差により苦悶の表情を浮かべていたが、応援に駆けつけた鳥婦防会員や、米子市家族会、香川防衛協会そして仲間達の声に背中を押され、持てる力の限り走り続け実力以上のタイムを出す隊員も多く見られた。
結果は第2中隊が三連覇を飾った。成績は以下の通り。▽中隊対抗の部・第1位=第2中隊▽分隊対抗の部・第1位=2中第1GP、第2位=本管第1GP、第3位=本管第2GP▽個人の部=第1位=1中 田中二曹、第2位=2中 山口2士、第3位=3中 小谷3曹
〈7普連〉
第7普通科連隊(連隊長・上野和士1陸佐=福知山)は、12月8日及び14日、駐屯地において連隊武装走競技会を実施した。
本競技会は、隊員の識能の向上、団結の強化及び士気の高揚を図ることを目的に中隊対抗方式の個人走で行った。
競技会開始にあたり統裁官は、「中隊一丸となって戦い練成の成果を遺憾なく発揮せよ」と要望した。
各中隊は競技会に向け、休日を返上し練成するとともに、各人は課業外等の零細時間を活用し練成してきた。
競技会コースは約3・2kmの起伏の激しいコースであり、隊員は中隊の名誉と勝利のために任務を完遂すべく、日頃の練成成果を遺憾なく発揮した。
競技間、各中隊は応援旗等をたて、声を嗄らし、力の限り相互に応援を行った。競技の結果、第1中隊が日頃の練成成果と他中隊を上まわる中隊の団結力を発揮し、栄光を手にした。
連隊は今後も各種競技会を通じ部隊の更なる精強化を図る。
〈2普連〉
第2普通科連隊(連隊長・大崎達也1陸佐=高田)は12月1日、高田駐屯地において平成27年度連隊持続走競技会を実施し、中隊対抗の部で6連勝を勝ち取った。
中隊対抗と個人(幹部・准尉・陸曹40歳未満、同40歳以上50歳未満、同50歳以上、陸士、普通科隊付幹部候補生)の2部で競い、選手たちは冷たい雨の中、練成成果を遺憾なく発揮して走り抜いた。
競技の結果、中隊対抗は第2中隊、個人の幹部・准尉・陸曹40歳未満は藤沢3曹(3中)、同40歳以上50歳未満は今井2曹(1中)、同50歳以上は藤田准尉(3中)、陸士は山田1士(3中)、普通科隊付幹部候補生は中西幹候(1中隊付)が制した。
〈22普連〉
第22普通科連隊(連隊長・二瓶惠司1陸佐=多賀城)は、11月30日、駐屯地内において「平成27年度連隊持続走競技会」を実施した。
本競技会は、師団持続走競技会に併せて実施し、入校者等を除く全隊員が駐屯地内の5kmコースを各中隊の伝統と名誉を懸けて競い合った。
開会式の中で統裁官から、「競技会の場を活用し練度向上を図れ」「基本に忠実たれ」「安全管理」の三点を要望し、競技を開始した。
各中隊は、この日の為に中隊独自の練成メニューに取り組み、日頃の練成成果を最大限に発揮し、中隊対抗の部において第3中隊が11年ぶりに見事優勝の栄冠に輝いた。
また、個人男子の部で第4中隊の我妻3曹が、同じく女子の部では重迫撃砲中隊の小山3曹がそれぞれ1位となり表彰された。
〈12普連〉
第12普通科連隊(連隊長・根本正之1陸佐=国分)は、12月1日から2日の間、福山演習場で平成27年度連隊武装障害走競技会を実施した。
冬の気配を感じさせる冷たい風が吹く中、個人走及び分隊リレーを実施して優勝を競った。今年度の武装走コースは新たな試みとして、低鉄条網通過と6mの丸太運搬を設けた。四連覇を懸けた第2中隊との激戦の末、第3中隊が勝負を制した。例年と違う競技内容で非常に盛り上がり、各中隊の応援にも熱が入り、士気も上々、充実した競技会であった。
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