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新・広報ROOM1周年イベント
〈愛知地本〉 |
愛知地本(本部長・杉山利行1陸佐)は、4月8~12日、地本が運営する自衛隊広報ROOMでリニューアル1周年記念イベントを実施した。同施設は、旧広報ルームから、「ポップでモダンなイメージ」をコンセプトに昨年4月8日、若者の街・名古屋駅西口椿町にリニューアルオープンした。
「自衛隊広報ROOM 1周年記念Week」と銘打った今回のイベントは五つの目玉企画を用意。一つ目は、守山駐屯地曹友会とのコラボで、「もっと自衛隊を知って貰いたい!」「ボランティアで参加したい!」という隊員が、「制服」「迷彩服」姿で自衛隊をPRするというもの。二つ目は、同施設が所在するビルに事務所を構える鰍ィやつカンパニーの協力による小学生以下の子供たちへのお菓子のプレゼント。三つめは、県内在住者を対象とし抽選による「陸自ヘリ搭乗券」プレゼント。四つ目は、愛知地本presents究極のクレーンゲーム「リペリングキャッチャー」(迷彩服姿の人形に磁石を取り付け愛知地本が作成した缶バッチ等をゲットするもの)。五つ目は、土日限定でくじ引きによる「陸海空 月めくりカレンダー」5種類のプレゼントを用意した。子供達に配られたウルトラマンの「ベビースターラーメン」では一人ひとり手に取り「ありがとう!」と最高の笑顔で大喜びする多くの子供達の姿が見られた。ヘリ搭乗券プレゼントでは、「ヘリに乗りたい!」などワクワク感一杯で抽選用紙に記入をしていた。リペリングキャッチャーやカレンダーのくじ引きも大盛り上がり。
曽友会とのコラボでは、第10通信大隊本部管理中隊・吉田聖美1陸曹、酒井若菜陸士長、第1中隊・市坪亜衣加3陸曹、高橋美沙3陸曹、大橋みのり1陸士の5名のフレッシュな女性自衛官が凛々しい制服及び迷彩服姿で参加し、次々と訪れる来館者に終始優しく温かな笑顔で接し、自衛隊に対する質問や記念撮影にも快く応じるなど対応も抜群!来館者から「凄く格好良い!」「来て良かった!」など好評を得ていた。5日間に335名という非常に多くの来場者が訪れ、笑顔満開の中、大盛況のうちにイベントが終了した。
愛知地本は「自衛隊広報ROOMを募集広報活動の拠点として、明るく前向きに粘り強く努力精進していく」としている。 |
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練習艦隊の2年ぶり寄港
〈鹿児島地本〉 |
鹿児島地本(本部長・深谷克郎1海佐)は3月27~28日、鹿児島本港への練習艦隊第1練習隊・練習艦「しまゆき」(隊司令・佐々木輝幸1海佐乗艦、艦長・小圷聖一2海佐)、第11護衛隊・護衛艦「やまぎり」(艦長・坂口淳2海佐)入港に際し各種行事を支援した。
2年ぶりの練習艦隊入港に際し、「錦江湾に入港する艦船を歓迎する市民の会」が主催する港歓迎行事、特別公開、艦上昼食会、一般公開、歓迎懇親会、艦上レセプション等数多くの行事が行われ、実習幹部が鹿児島県人の温かい心に触れることができ良き思い出となった。知覧特攻平和会館や東郷元帥の墓の参拝等の研修では鹿児島出身の偉人や特攻隊の歴史等の知識を更に深め、自衛官として国防の重要性を改めて認識できたものと考える。実習幹部からは「将来の自分の目標を再確認できる有意義な寄港でした」、「部下を持つ幹部になったことを再度自覚し、幹部としてのあり方を考えるいい機会でした」等のコメントがあった。
一般公開では「しまゆき」、「やまぎり」艦艇見学の他、陸自装備品展示や募集ブースを設置する等「触れて体験・理解できる自衛隊」をコンセプトに、募集基盤を強化するとともに県民に対し自衛隊への認識を深めることができた。天候にも恵まれ、見学者で2日間大盛況。延べ約1500人が訪れた。
鹿児島地本は「今後も鹿児島へ寄港する艦船を歓迎するとともに、一般公開等で自衛隊に関する理解がより深まる機会を作為し防衛基盤の更なる拡充を図り、積極的に報道機関等を活用し募集及び一般広報等を引き続き実施していく」としている。 |
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旭川から雪のプレゼント
〈沖縄地本〉 |
沖縄地本(本部長・山根寿一陸将補)は3月13日、第15ヘリコプター隊の支援を受け、旭川駐屯地曹友会と那覇駐屯地曹友会の交流事業である「雪のプレゼント」を実施した。
当日は、沖縄地本部員4名が第15ヘリコプター隊のUH―60Jに搭乗し渡嘉敷島へ渡り、渡嘉敷村へき地保育所(仲間住恵所長、児童数30名)を訪問し約50キロの雪を届けた。児童らは園庭に広げられた雪を手に取ると「冷たい!」「フワフワしてる!」と歓声を上げ、雪だるまを作ったり雪合戦をする等思い思いに楽しんでいた。その後、旭川駐屯地曹友会と地本部員に対して児童から「遠い北海道の雪を届けてくれてありがとうございました」とお礼の言葉があった。 |
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灰塚小閉校行事
〈広島地本〉 |
広島地本(本部長・佐々木孝博1海佐)三次地域事務所(所長・荒瀬哲久1陸尉)は3月21日、第13音楽隊(隊長・今井裕樹1陸尉)の支援を受け、三次市立灰塚小学校体育館に市長、県会議員等来賓者、学校関係者、父兄及び地域住民等約200名の聴衆を集め、思い出に残る同校の閉校記念行事を支援した。
同校は142年の歴史を持つ小学校として存続してきたが、生徒の減少により、地域の仁賀小、三良坂小との3校統合により4月からは「みらさか小学校」として新たな歴史を刻む。
演奏会は、「子供達の思い出に残る音楽」を主眼に企画され、校歌斉唱は全校生徒12名が音楽隊の演奏に合わせて声高々に歌うと、一緒に口ずさむ聴衆も。また、『レット・イット・ゴー』では多くの人がメロディに併せて口ずさみ、『ようかい体操第一』では、音楽隊員と生徒が踊り会場を大いに盛り上げた。
その他に懐メロも演奏されたり、童謡『ふるさと』では、故郷灰塚を想い涙ぐむ人も見受けられ、地域住民から「142年の歴史に幕を閉じる閉校式にふさわしい演奏会だった」と自衛隊に対する好意的な感想が多く寄せられ、音楽演奏会は成功裏に終了した。 |
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