岩崎茂統合幕僚長は7月23日、ニュージーランド国防軍司令官・ライズ・ジョーンズ陸軍中将と懇談を行い、アジア太平洋地域の安全保障環境及び日本とニュージーランド間の防衛協力・交流などについて意見交換を行った。ニュージーランド国防軍司令官の訪日は5年ぶり。両者は、自衛隊とニュージーランド軍のハイレベル交流の重要性を強調するとともに、ADMMプラス(拡大ASEAN国防相会議)及びパシフィック・パートナーシップ13への参加といったアジア太平洋地域における多国間協力枠組に継続して参加することの重要性や、防衛交流の更なる強化のため、今後も実務者及び部隊レベルでの交流を継続し、協力関係を一層進展させるとの認識を共有した。また懇談後、統幕学校の学生らを前に安全保障環境についての講演を実施した。翌24日は、陸自中央即応集団司令部及び空自航空支援集団司令部を訪問し、部隊等の見学及び意見交換を実施した。 |