環境の日に合わせ、6月は防衛省環境月間として市ヶ谷地区で様々なイベントが企画されている。4日昼、企画第1弾として東京電力鰍フ協力を得て電気自動車や電気温水器などのオール電化機器が展示された。今回は主に住まいを中心とした展示内容で、訪れた職員たちは環境問題を身近なこととして感じながら見学していた。東京電力の担当者は「会社として(省エネ・省CO2などの)企業努力を引き続き行なっていきたい。また、お客様にもPRすることで気軽に省エネに取り組んでもらえれば」と話している。
「第9師団創立46周年・青森駐屯地創立57周年」を祝う記念行事が6月1日、同駐屯地北訓練場などで行われた。観閲式は午前10時から始まり、ゴラン高原派遣部隊を視察して先日帰国したばかりの観閲官・三本明世師団長が9師団隷下部隊隊員を前に式辞に立ち、「郷土を守る気概を持って如何なる任務を与えられても完遂できるよう、日々精進努力していく」ことを誓った。次いで、越智正典副師団長を先頭に精鋭9師団隊員が戦車などの装備品を展示しながら、大勢の観客の前に堂々たる観閲パレードを披露した。
防衛省を一人でも多くの人に知ってもらうために始めた「市ヶ谷台ツアー」は6月1日で丸8年を迎えた。これを記念して5月31日には、いつもは行われていない土曜日に省内の一部を開放する特別ツアーを開催した。昨年の12月4日には7年で20万人参加を達成するなど高い人気が続いているが、この日も約5倍の申し込みから抽選で選ばれた200人が参加した。一行は係りの女性の案内で約2時間省内を廻り、規模の大きさと風格に圧倒されていた。東京裁判や三島由紀夫事件で有名な記念館では、専門官からの歴史的な遺産と出来事の説明に熱心に聞き入っていた。このツアーは週日の毎日、午前と午後の2回に行われており、一週間前まで書類手続きを経て申し込めば誰でも参加できる。写真=専門官の軽妙な説明に楽しくなるツアー
全自衛隊空手道連盟が主催する第47回全自衛隊空手道選手権大会が31日、日本武道館で開催された。今年も全国から自衛隊空手界の精鋭が集まり、熱戦を繰り広げた。組手試合団体戦決勝では、昨年の覇者健軍Aを破って入間Aが11度目の優勝、白熱の接戦に会場は盛り上がった。その他の優勝者(団体)は以下のとおり。 <組手個人戦>男子優勝=岩元泰樹(国分)、女子優勝=小金丸亜希子(健軍)<形試合団体戦>優勝=陸・那覇 <形試合個人戦>男子優勝=中村圭登(江田島)、女子優勝=清水尚子(入間)写真=団体戦決勝での入間Aと健軍A 堰′`試合団体戦で優勝した陸・那覇の演武
同期の桜で知られる海軍兵学校の最後の連合クラス会全国大会が、6月9日グランドヒル市谷で開催される。江田島にあった同校は、英国のダートマス兵学校と米国のアナポリス兵学校で3大海軍兵学校と称されていた。太平洋戦争では、卒業生5千人のうち2千5百人が戦死している、この人たちの慰霊等を目的に昭和48年から同会は続いていたが全員が間もなく80歳を越えるため今回が最後になる。大会会長の本村哲郎氏は93歳、5月29日に記者会見した大会実行委員長の菱川信太郎氏は83歳。しかしクラスごとの会は最後の一兵になるまで続けられるだろうと言うことだ。同校からは海上幕僚長数名が出ている。
5月25日、陸上自衛隊第7師団(師団長・用田和仁陸将)創隊53周年・東千歳駐屯地創立54周年記念行事が行われた。590万平方メートルという陸自最大の広さを誇る東千歳駐屯地内での日本最大の観閲行進と、模擬戦闘戦。90式戦車を初めとする参加車両は約400両。参加隊員数は1600名。雨の中来場した約9000人は飛び散る水しぶきや轟音、地響き、スピードなどの迫力に圧倒されっぱなしだった。写真左:90式戦車。写真右:用田師団長の訓示を聞く隊員。
航空自衛隊航空気象群気象業務隊は5月18日から5月21日の間、横浜で開催された気象学会に参加した。学会は期間中4会場にて同時進行で開かれ、その内容は気象予報、降水システム、気候システム、大気力学、観測手法、大気境界層、雲物理のほか専門分科会など多岐にわたった。
航空自衛隊中部航空音楽隊(隊長・水科克夫2空佐)による演奏会が22日昼、防衛省A棟講堂で行なわれた。この演奏会は航空システム通信隊の発足50周年を記念して企画されたもので、水科隊長指揮のもと、行進曲「空の精鋭」「千の風になって」など7曲が披露された。中部航空音楽隊の市ヶ谷台での演奏会は今回が初。クラシックやジャズ、流行歌など幅広いレパートリーを持ち、年間60回以上の音楽活動を行っている音楽隊の演奏に、集まった職員や隊員は聴き入っていた。
第5音楽隊による定期演奏会は、今回で36回目を迎えます。演奏会では「名曲への誘い」と題して、二部構成により、クラシック、映画音楽、話題曲、2008年度全日本吹奏楽コンクール課題曲など様々なジャンルの曲を、吹奏楽の響きにのせてお届けします。<開催日時> 平成20年6月14日(土)午後6時30分〜午後8時30分(開場:午後6時00分)<場 所> 帯広市民文化ホール(大ホール)<主 催> 陸上自衛隊第5旅団<出演者> 第5音楽隊 隊長 松田 寛史 以下45名<その他> 入場は無料です。(入場整理券はありませんので、当日お気軽に直接会場へお越しください) また、当日アンケートに回答いただいた方の中から抽選で、ヘリコプター体験搭乗にご案内いたします。<お問い合わせ先> 第5旅団司令部総務課広報班 рO155−48−5121(内線2411または2412)
陸上自衛隊善通寺駐屯地において、5月25日(日)第14旅団創隊記念行事開催します。 第14旅団は平成18年に新編され今回、創隊2周年となります。 行事は式典、観閲行進に続いて落下傘(空挺)降下、オートバイドリル、模擬戦闘訓練及び音楽隊と大砲の迫力あるコンサートなど多彩な内容で行います。駐屯地も一般開放されますので多数のご来場をお待ちしております。 なお、駐車場等混雑が予想されますので公共交通機関の利用をお願いいたします。<一般開放時間> 9時〜15時<開催場所> 善通寺駐屯地(善通寺市南町2丁目1−1)<問い合わせ> 第14旅団広報班 電話0877-62-2311(内線252)