2020年1月1日 の記事
日米共同方面隊指揮所演習
<西部方面隊>
陸上自衛隊西部方面隊(総監・本松敬史陸将)及び第40歩兵師団は、12月3日から西部方面管区において令和元年度日米共同方面隊指揮所演習(YSー77)に参加していた。
本訓練の特色は、領域横断作戦の具体化に向けた取組であり、訓練では、西部方面隊と米陸軍第40歩兵師団が、それぞれの指揮系統に従い、共同して作戦を実施する場合における指揮幕僚活動を演練することであった。
12月16日、訓練の全日程を終了し、健軍駐屯地において訓練終了式が行われた。訓練終了式では、本松総監は隊員へ「両部隊は、それぞれに与えられた任務を完遂し、所望の成果を収めるとともに、日米同盟をより強固なものにすることができた、今後も日米の更なる連携強化のため、諸官の奮闘努力を期待する」等と訓示をした。また、第40歩兵師団長イェーガー少将は、「将来の演習や実際の有事の際に使用できる能力を備え、対処する準備が整ったと確信した」と述べた上、「本松陸将及び西部方面隊の素晴らしい隊員達に感謝する」と締めくくった。