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NATO本部に自衛官派遣
岸防衛大臣に出国報告

 11月18日、北大西洋条約機構(NATO)本部(ベルギー・ブリュッセル)に派遣される冨永麻美3陸佐(陸幕防衛協力課)が、岸信夫防衛大臣に対して出国報告を行った。平成30年5月改定の「日本-NATO国別パートナーシップ協力計画」の一環として行われるもので、NATO本部への防衛省職員の派遣は今回で4人目となる。

 冨永3陸佐は、軍事幕僚部・協調的安全保障局に国際機関/NGO協力幕僚として勤務し、NATOと国連・アフリカ連合・NGO等の機関との政策の調整、各種計画の立案、実行に関する業務を行う。

 冨永3陸佐は2018年6月から約1年間、国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)第10次司令部要員としての海外勤務経験がある。「日本人の勤勉さが世界でも通用することがわかったので、今回もそういったものを出していきたい」と抱負を述べた。岸大臣は「今回で4代目になりますが、これまでの良い面を受け継ぎながら、新たなチャレンジのつもりでがんばってほしい」と激励した。冨永3陸佐は11月24日に出国、派遣期間は約2年間を予定している。