自衛隊ニュース

ゲッキーのイラスト

トウチとさくら

(トウチ君とさくらちゃんは東京都の鳥「ゆりかもめ」がモチーフの東京地本のマスコットです)


地本長、大学へ表敬 <本部>

 東京地方協力本部長(山下博二陸将補)は7月8日、世田谷募集案内所長(巻口3陸佐)と共に、世田谷区の日本大学三軒茶屋キャンパスで危機管理学部とスポーツ科学部の両学部長に表敬訪問した。

 懇談では本部長が日ごろの募集業務への協力に謝意を示すと共に、コロナ禍で実施できていなかった学内説明会の再開、三軒茶屋キャンパス文化祭への協力等について提案、東京地本マスコットキャラクターのトウチ君とさくらちゃんのぬいぐるみを贈呈した。

 両学部長からは「学内説明会、文化祭等こちらからもぜひご協力をよろしくお願いいたします」との心強い言葉を頂いた。

 世田谷募集案内所は今後も学校等と連携して募集広報活動を実施し、防衛省・自衛隊に対する理解を深め、募集業務の協力関係の強化を図っていく。


目黒基地で見学ツアー <台東>

 東京地方協力本部台東出張所(所長・齊藤3陸佐)はこのほど、拓殖大学の学生8名に対して「目黒基地航空研究センター見学ツアー」を実施=写真=。航空自衛隊航空研究センター運用理論研究室で勤務している拓殖大学出身のリクルータの協力により実現した。

 航空自衛隊の概要説明後、我が国に武力攻撃として弾道ミサイルなどが飛来する場合の対処である弾道ミサイル防衛(BMD)について説明。対領空侵犯措置のスクランブル(迎撃戦闘機緊急発進)は、映像と音響を使用して緊迫した状況下で説明した。

 参加者からは、年間のスクランブルの回数の多さや弾道ミサイル防衛に関心を示すとともに、「次回のツアーにもぜひ参加をしたい」との声が聞かれた。

 台東出張所は、今後も学校を通じた説明会や各自衛隊の広報イベントへの案内などを適宜実施し、自衛隊への理解を促進する。

防衛省・自衛隊 地方協力本部

女性募集対象者と女性自衛官交流 <埼玉>

 埼玉地方協力本部(本部長・高田軍司1空佐)は募集対象者に女性自衛官についての理解を深めてもらうため8月3日、さいたま市宇宙劇場で今年度2回目となる女性自衛官との交流会を実施した。

 本交流会には女性自衛官に興味を持つ女性一般参加者(保護者含む)45名、陸海空自衛隊の各部隊からの支援により参加した女性リクルータ4名、埼玉地本の隊員11名が参加した。

 はじめに自衛隊の概要を説明し、その中で女性自衛官の活躍を紹介した。また、男女共同参画も進んでおり、女性でも働きやすく長期的な勤務が可能であることを伝えた。一般参加者とリクルータとの懇談、VR体験、制服・戦闘服の試着、ライフプランシュミレーションも実施した。

 終了後、参加者からは、「陸・海・空それぞれ大変なこともあるけれどそれ以上にやりがいや同期との繋がりで乗り越えられることを知ることができた」、「より自衛官になりたいという気持ちが強くなりました」、「自衛隊という組織をより身近に感じられたかなと思います」などの感想が聞かれた。

 埼玉地本は本交流会の成果を生かし、入隊予定者を対象としたさまざまな交流会を企画し、自衛隊に対するさらなる理解獲得に努めていく。


C-1体験搭乗 <千葉>

 千葉地方協力本部(本部長・高橋秀典1海佐)は7月26日、航空自衛隊入間基地で実施された中型輸送機C-1体験搭乗へ5名の募集対象者を案内した。

 定期便を利用して計画実施された。当日の入間基地は曇り空だったが、経由地の千歳基地は晴天で絶好の搭乗日和となった。

 三沢基地、千歳基地を経由しながら、概要説明、機内見学が実施され、参加者からは、「航空自衛隊に入隊して搭乗員になりたい」、「初めての飛行機が自衛隊の航空機でとても感激です」のうれしい感想が聞かれた。

 千葉地本は各関係協力団体及び地域の皆様のご理解ご協力の下、地域と一体となった募集広報活動を関係部隊と連携しつつ部員一同推進していく


地本長ラジオに <函館>

 8月1日付けで函館地方協力本部長に着任した大垣雅之1空佐が8月29日、地域のコミュニティーラジオ「FMいるか」に出演した。

 地域のさまざまな話題を提供する情報番組の中の、函館に赴任した人や地域で話題となっている人を紹介する「人ネットワーク」というコーナーで30分間、生放送出演した。

 本部長はパーソナリティーと軽妙にトークし、航空自衛官を目指したきっかけや学生時代の思い出、これまでの勤務の感想などで大いに盛り上がった。

 後半は函館地本の任務や自衛官採用試験、自衛隊・自衛官の幅広い仕事をリスナーに伝え、一人でも多く仲間ができるよう発信し、放送を終了した。


入隊者が来所 <神奈川>

 神奈川地方協力本部横浜中央募集案内所(所長・大柿2陸尉)に8月8日、今年度、航空自衛隊へ入隊した綿貫1士=写真左から2人目=が夏季休暇を活用して来所した。

 綿貫1士は2年ほど前に陸上自衛隊に合格していたが、民間企業を選択していた。しかし、民間企業で働くうちに自衛隊の魅力を再認識し本年度、航空自衛隊へ入隊した。現在、新入隊員教育を修了し航空自衛隊芦屋基地で職種の教育を受けている。

 久しぶりに来所してくれた姿には、どこか自信が感じられ成長が見られた。まだまだ成長が期待できる楽しみな隊員であり、立派な自衛官になって任務にまい進してほしい。

 横浜中央募集案内所は、今後も入隊した募集対象者とのつながりを大切にして隊員の成長を確認するとともに、出身校等へのPRに協力をいただき、より良い募集環境構築に努める。


蝶野さんと "コラボ" も <茨城>

 茨城地方協力本部土浦地域事務所(所長・長谷川2陸尉)は9月3、4の両日、つくば市の大型商業施設で行われた防災フェアに参加した。

 両日ともに第101全般支援隊の3トン半トラック、水トレーラー及び野外炊事車を展示。初日の屋内ステージイベント「蝶野正洋と学ぶ防災テクニック」では司会者の「自衛官の自宅では地震に備え、あるものを常に空にしないようにしています。そのあるものとは何でしょうか?」との質問に蝶野氏が「貯金箱」と答えると、会場は笑い声に包まれたが、土浦所長が「貯金箱も大切ですが、お風呂の水です。」と解説すると、会場は笑いが一転、真剣な表情でメモを取る来場者の姿も見られた。

 翌日の「救急救命を体験しよう!」では、衛生職種の県南地区援護センター長及び土浦所広報官による「止血講座」を実施。併設したミニ制服試着コーナーにも長蛇の列ができた。


予備自補の辞令書交付 <福島>

 福島地方協力本部(本部長・岡本良貴1陸佐)は7月3日、本部庁舎で令和4年度前期予備自衛官補辞令書交付式を実施=写真=。新規採用された予備自衛官補7名(一般採用6名、技能採用1名)が出席した。

 本部長からの辞令書交付、予備自衛官補による「服務の宣誓」が行われた後、本部長が「日頃から予備自衛官補としての自覚を持ち、訓練のみならず日々の生活の中でも自らの識能の向上を図ってもらいたい」と激励の言葉を贈った。

 出席者からは「積極的に訓練に参加したい」、「予定をうまく調整して訓練を頑張ります」などの声が聞かれ、式終了後、早速出頭調整や今後の教育訓練などについて積極的に質問をしていた。

 福島地本は、教育訓練部隊と連携して予備自衛官補が円滑に教育訓練に参加できるよう支援していく。

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