自衛隊ニュース

トウチとさくら
(トウチ君とさくらちゃんは東京都の鳥「ゆりかもめ」がモチーフの東京地本のマスコットです)
横須賀基地へ大田出張所
東京地方協力本部大田出張所(所長・野戸1海尉)はこのほど、海上自衛隊横須賀基地で入隊予定者および募集対象者26名に対し、部隊見学を実施した。
緊急出港のため、楽しみにしていたタグボートによる横須賀港内クルーズ、艦内見学は中止となったが、結索体験で海上自衛隊らしいさまざまな「もやい」の結び方を体験、岸壁からイージス艦「まや」を見学し目の前で記念撮影をするなど楽しむ姿が見られた=写真。
参加者からは「間近でイージス艦を見ることが出来て感動。海上自衛隊に入りたい気持ちが高まった!」「同世代の隊員の実体験の話を聞くことができ、受験に対するモチベーションが高まった!」との感想が聞かれた。
大田出張所は、引き続き創意工夫した募集・広報活動を積極的に計画・実施し、防衛省・自衛隊の活動について理解の深化を図れるよう所員一丸となって任務にまい進していく。
採用説明会を実施
東京地方協力本部(本部長・山下博二陸将補)はこのほど、市ヶ谷駐屯地と府中基地で採用説明会を実施した。自衛隊の概要について説明した後、陸海空自衛官のリクルータによる懇談会を男性と女性に分かれ実施した。
質疑応答では、職種や装備、ワークライフバランスに関する事などさまざまな質問が飛び交った。女性参加者と女性自衛官リクルータの懇談の際も自衛隊における女性活躍等について活発な質疑応答が交わされるなど、募集対象者の疑問や不安などが解消できたようだった=写真。
東京地本は、入隊者獲得のため引き続き創意工夫し、防衛省・自衛隊の活動について理解の深化を図れるよう一丸となって任務にまい進していく。
防衛省・自衛隊 地方協力本部
「出陣式」で高校生向け採用開始
宮城
宮城地方協力本部(本部長・諏訪国重1陸佐)は6月22日、高校生向けの採用広報の開始にあたり、地本一丸となって取り組むための気構えを醸成することを目的として「出陣式」を実施した。
本部長は訓示で「自衛官募集においては、高校生向けの採用広報は非常に重要。そのため、本部が採用広報の方向性を明確に示し、各地域事務所等の広報官が採用広報に直接任ずることで、本部と各事務所が一体となって採用広報を行っていく必要がある」と地本一丸となることの重要性を説いた。
締めを飾る「鬨の声」では、本部長自らの掛け声に参加隊員が勇ましく声を響かせて出陣式を終了した。宮城地本は全部員が統率方針の「第一線」に立つ意識を堅持し、本部と各地域事務所等が一丸となって職務にまい進していく。
「スポカル」でPR
札幌
札幌地方協力本部(本部長・佐藤和之1陸佐)は6月19日、札幌市で3年振りに開催されたスポーツ・カルチャー体験イベント「スポカルSP2022atつどーむ」に参加し、広報活動を実施した。
イベントはスポーツ体験27種目、カルチャー体験30種目が子供から大人まで無料で体験できるとあって、入場者数5万人を超える大盛況となった。
札幌地本の広報ブースは、冬季戦技、バイアスロン、銃剣道での自衛官の躍動する姿をパネル展示するとともに、サンバイザーやQRコード付き風船などを配布した。制服試着、地本キャラクター「モコ」とのふれあい、第18普通科連隊の支援による偵察用バイクの乗車体験は特に人気を博した。開催期間中、1200人以上が来場した。
来場した子供たちは「自衛隊のオートバイ格好いい、モコちゃん可愛い」などと声を弾ませていた。自衛官採用説明コーナーを訪れた男子大学生からは、「将来の職業選択の一つとして自衛隊は魅力的であり、色々な説明を聞きたい」の声が聞かれた。
札幌地本は今後もコロナ対策を万全にしつつ、あらゆる場を捉え積極的に広報活動を実施し自衛隊の魅力を発信していく。
地元マラソンで
隠岐の島
島根地方協力本部隠岐の島駐在員事務所(所長・名越3陸佐)は6月19日、3年ぶりに開催された「第15回隠岐の島ウルトラマラソン」に参加し自衛隊のPRを行った。
大会スタッフには毎回、自衛隊家族会隠岐島後支部がボランティアとして参画、隠岐の島駐在員事務所からもランナーとしてエントリーし、自衛隊の認知度向上に努めてきた。
今回も広報員の家族を含めた15名が給水所の運営を行うとともに、所員2名がランナーとして参加し、全国から集まった674名のランナー、沿道で熱心に応援した多くの隠岐の島町民の皆様と一体感、感動を共有することができた。
教職員へ広報
静岡・浜北案内所
自衛隊静岡地方協力本部浜北募集案内所(所長・星香織2陸尉)は5月27日、海上自衛隊横須賀基地で行われた「教職員連絡会議」に広報官の橋本康太郎3海曹が同行した。
県内高校の進路担当教諭に対し自衛隊の制度説明や基地見学を行い、自衛隊に対する理解を深めてもらうために行った。
はじめに静岡地本募集課長の橋本政和2陸佐が近年の世界情勢を踏まえ海上自衛隊の任務と概要、さまざまな職種を紹介した。説明を聞いた教職員は「海上自衛隊は重要な役割を担っていること、多くの職種があることに驚いた」と感想を話していた。
停泊中の艦艇見学や湾内クルーズなども実施。参加者は間近で艦艇の大きさに接し、艦橋内部や隊員の居住スペース、装備品などを見学しながら説明も受けた=写真。特に、艦同士の意思疎通に使う探照灯の実演では、多くの参加者が興味を示していた。
この日は金曜日ということもあり、昼食は隊員食堂で海自カレーを喫食し、参加者は「とてもおいしかったです」と笑顔を見せていた。浜北所は、引き続き学校関係者への理解促進の場を作り、自衛隊の魅力を幅広く発信していく。
通学する生徒に広報
兵庫・姫路地域事務所
兵庫地方協力本部姫路地域事務所(所長・後藤田浩示1陸尉)は7月1日、高校3年生への募集活動解禁に伴い、多くの生徒が利用する姫路市内の通学路で市街地募集を実施した。
広報官は通学中の生徒にイベント案内等の折り込みをいれた迷彩柄のポケットティッシュ約300個を配布した。生徒たちはティッシュを見て「迷彩柄かっこいい!」と笑顔で受け取ってくれたのが印象的だった。市民から「自衛隊さん頑張って!」などの声援も送られた。
兵庫地本は、引き続き市街地広報などの機会を通じて自衛隊をPRし募集基盤の強化を図っていく。
スイーツトーク
帯広・釧路出張所
自衛隊帯広地方協力本部(本部長・内山信吾1陸佐)は6月11日、釧路合同庁舎で、釧路出張所が主催する女性自衛官とのトークイベントを開催した。
トークイベントは、「女性が自衛隊で活躍できる職場」を理解していただくことを目的とし、釧路出張所広報官の井桁紀子1陸曹が司会進行を務め、また第27普通科連隊の支援により同連隊から藤本安里陸士長と松壽凛陸士長が参加した。
女性を対象としたイベントは釧路出張所では初めての開催。釧路・根室管内の高校生6名と保護者2名が参加した。
参加者からは、「自衛隊以外の公務員に就職を考えていたが自衛隊も進路の選択肢にいいかな?と思った」、「女性自衛官の仕事内容はなかなか聞けないので、とても貴重な時間だった」、「女性自衛官は大変、ツライ、真面目というイメージだったが、楽しいこともある職場、フレンドリー、しっかり者といったイメージに変わった」などの言葉を頂いた。